こんにちは。フルインベストメントで全力投資をしてきたじんまいです。
現金比率は常に3%付近をキープしている無謀投資家でしたが、この度、個別株を整理して現金比率を上げる決心をしました。
フルインベストメントからの脱却です。
今年から、ライフステージの変化が起こりそうなことが明白になってきました。具体的には結婚です。
今回の記事は
- フルインベストメントとは？
- 投資スタイルの見直し時はいつ？
- 資産は何から現金化していくべき？
について解説していきます。
個別株をインデックス投信に変えていくつもりでしたが予定変更です。
結婚って金かかるっていうもんな！
フルインベストメントとは
フルインベストメントとは、余剰資金を無くし、手持ち資産のほぼ全てをリスク資産に投資するスタイルです。
日頃の生活費は仕事などの給料から賄うことができれば、資産を取り崩さずに、常に市場に資金を置いてリスクを取ることが可能です。
投資は期間と種銭の量がものを言いますから、フルインベストメントは上手くいけば大きなリターンをもたらしてくれます。
代わりに、余剰資金が少ないためにリスクが高く、不測の事態に対応しきれずに資産を取り崩す必要が出てしまうことがあります。
私の場合はミニマリスト生活で出費が少ないため、リカバリしやすいと考えフルインベストメント状態でした。
ヘタレのくせに攻めすぎだぜ…
見直し時はいつ？
ズバリ、リスク許容度に変化があった時です。
リスク許容度とは、投資が上手くいっていない時、どの程度までであれば生活に支障がでないか。耐えられるか。気持ち的にも許容できるか？といった耐性を指します。
リスク許容度は主に
- 年齢
- 家族構成
- ライフイベント
- 収入
- 資産状況
- 経験
- 性格
などで決まってきます。
総合的に考えて、アセットアロケーション比率やポートフォリオを調整したり、投資スタイルを時々のリスク許容度に合わせていくことが大切です。
私の例ですが、以下のようなことを考えて現金比率を調整してきています。
これから、結婚することで消費額も増えますし将来的には子供も考えています。育児休業給付金もありますが、何が起こるか分かりませんのでリスク許容度は下がったと言えるでしょう。
また、子供が少し大きくなって働き方などの生活が確立されたら投資比率を見直すつもりですが、それまでは現金比率を上げておきたいと考えています。
何から現金化するべきか
まずは短期目線で所有している個別株から整理していこうと思います。具体的にはトレード銘柄です。
個別株はボラティリティも激しく、売りたい時に満足できる値段が付かず塩漬けにせざるをえないタイミングが発生してしまうことが考えられるためです。
続いて、中長期目線で所持している個別株です。具体的には優良な業績の高配当や優待株です。
これらは安心して長く保有できると自分なりに納得できる調査してから購入している方が大半だと思います。滅多なことでは手放さないことが前提になっていると思います。
ですが、長期投資において効率的な資産拡大を目指すならインデックス投資が有力です。
その為、インデックス投信を売ってしまうくらいであれば、中長期で持つつもりの優良な個別株を現金化した方が無難だと考えています。
特に優先したいのは、使っていないor使いづらい優待株や利回りの低い株、大きく上昇している株でしょうか。例えば、利回りが4％を切っている銘柄や10年分以上の配当額に相当する含み益が出ている銘柄などが候補に上がってくるかと思います。
筆者の場合
私の場合は、高配当・優待株がメインのポートフォリオになっています。
所有銘柄は以下の通りです。
セブンアンドアイホールディングスはTOB騒ぎのあった昨年10月ごろに、スケベ心に勝てず仕込んだものです。現在数%くらいの含み益をウロウロしています。
権利落ち日(2月末)までに何かしらの動きがあると思ってホールドしていますが、近い将来キャッシュにする予定で300株を保有しています。
今回はそれも踏まえて
- イオン
- ジーテクト100株
- 日本電信電話(NTT)1000株
を売却しました。
イオン
イオンは株主優待のオーナーズカードを目当てに100株のみ保有していました。
イオン系列でのお買い物時に提示すると3%のポイントバックが貰えます。
イオンシネマで映画が1000円で見れたり、イオンラウンジの利用もできます。
昔は映画を見る時にポップコーンまで貰えてたらしいです
今回なぜ売ることにしたかというと、オーナーズカードを有効活用しきれていないというシンプルな理由です。
大型イオンに行くためには電車を乗り換えて20分ほどかかります。
そのため、メインの使用処はまいばすけっとでした。それも↓の家計簿記事で宣言したように、通うのを控えています。
そうなると使う機会がほぼ皆無になってしまいました。株価も上昇して割安感もないですし、含み益が出ている今のうちに売却してしまおうと思いました。
まいばす通いを辞める決意表明も兼ねて売却しました！
映画もラウンジも1回も利用してなかったな…
ジーテクト
絶賛含み損中のジーテクトです。現在400株保有していました。
株主優待のクオカードが300株から貰え、500株になると増額されるので、値下がりした時を狙って、買い増ししていくつもりで集めていました。
PER6倍台
PBR0.5倍以下
業績に多少のブレはあるものの連続増配銘柄
配当性向は30%前後
車関係と景気敏感株ですが下値は限定的なバリュー株として見ています。長期的に保有していきたいと考えている銘柄です。
ですが、500株だと100万円近くになってしまうので、流石にポートフォリオのバランスが悪いと考え直したので100株のみ売却しました。
日本電信電話(NTT)
2000株保有していました。
KDDIと沖縄セルラー電話も保有しているので、通信業界の比率が高くなりすぎたのが売却理由です。
NTTはずっと不調なので損切にはなってしまいましたが政府の売り出しもあり、下がりはしないものの上がりもしない。ヨコヨコの相場になるのでは？と予想していたので早かれ遅かれ保有数は減らす予定でした。
いいきっかけだったので半分の1000株を売却しました。
まとめ
今回は、投資スタイルの見直し時のお話でした。若くて独身の時はフルインベストメントが最高効率と考えて投資に全振りでした。
私もアラサーになり、ライフステージの変化に合わせて個別株を見直したことで、合計70万円弱の現金確保に成功しました。
今後、どこかのタイミングでセブン＆アイホールディングスを売却するので合計で60万円はキャッシュが増えるので、100万円ちょっとを確保できる計算です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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