仕事を辞めたい理由を深掘り！FIRE以外の道は転職？

こんにちはじんまいです。私がFIREを目指し始めて早5年。

今回は私が一刻も早く仕事を辞めたい理由を書いてみようと思います。

この記事を読むと

• アラサー会社員がFIREをしたい理由
• 仕事が嫌になった時にどうするべきか
• FIREしたい人が取れる他の選択肢

が分かります。

労働が嫌だ

私の根幹にある気持ちは常に変わっていません。

そもそも労働が嫌だ。働きたくない。

ただそれだけなのです。

FIREを目指していない人でさえ、働きたくないと感じている人が大半なのではないかと思っているのですが実際はどうなのでしょうか？

では、なぜ働きたくないと思ってしまうのか？理由を深掘りしていきましょう。

私が思いつく理由は以下の通りです。星が付いてるものは私自身も常日頃感じている内容になります。

• 仕事の内容
• ⭐︎責任、プレッシャー
• ⭐︎人間関係
• 給与・待遇
• ⭐︎満員電車(通勤)
• 人事評価
• ⭐︎残業時間
• 社風
• ⭐︎体力・能力不足
• ⭐︎プライベートの変化

など他にも沢山の理由があると思います。これらはFIREだけでなく、退職(転職)を決意する決め手にもなりそうですね。

仕事内容

まずは仕事そのものについてです。人生100年時代になった今、40年どころか50年近く働く人も珍しくありません。

労働がここまで人生の大部分を占める以上、労働はライフワークでやりがいや働きがいが求められる時代になってきています。仕事内容は、長く気持ちよく働く上で重要になってきているのは間違いありません。

どんな仕事内容だと働くのが嫌になってしまうのでしょうか？いくつか例を考えてみました。

• 仕事に誇りを持てず、やりがいがない
• 社会に貢献している実感がない
• 人の役になっていると思えない
• スキルアップ等の成長が実感できない
• 胸を張れる仕事ではない

このように、その職業や仕事に価値や意義を感じられない場合には労働の意欲が低下するでしょう。

私の場合、仕事自体は嫌いですが社会的な意義はあると思っているのでFIREを目指す理由には含めていません。

⭐︎責任・プレッシャー

これはあります！

私は労働が大嫌いに思っている理由の１つに、責任が重く尊いものとして扱っている節があります。

• お金を貰っている以上、〇〇をしなくては
• 立場的に〇〇する必要がある

と、ある種の固定観念のように自分自身にプレッシャーをかけてしまっています。

いい表現をすれば、責任感が強いと言えますが、実際は考えすぎの独りよがりでしょう。

こういう考えが強すぎて、

楽しく働く

とはかけ離れており、常に何かに追いかけられていて、周りからは監視されている感覚で働いています。

考えすぎ！もうちょい気楽にやりな！潰れるよ！

というのは頭では分かっているのですが、今までやってきた性格を直すのも難しく…

私は労働に向いていないなと思わされます。

中には責任やプレッシャーを楽しめる？人も居るようなので、一概に悪いものとは言えないのが難しいところです。

⭐︎人間関係

私のFIREを目指す理由でかなり上位に位置しています。と言っても、ここ1年で急上昇してきました。

こんな絵に描いたようなクソ上司が居ていいのか？と考えさせられるくらい残念な上司の元に付くことになったからです。

会社員をしていると顧客はもちろん、上司も同僚も部下も選べません。

合わない相手とでも、一緒にやらなければいけません。これが本当に嫌で嫌でたまらないのです。

私は、滅多に人のことを心底嫌いになることはありません。苦手だと思う人はたまに居ますが大半の人の事は好意的に見ています。

というのも、ファーストインプレッションが嫌な感じであっても、関わる時間が増えると、何かしら1箇所くらいは良いところがある人が大半なのです。

嫌いな所が沢山あっても、どこか一つ美点があれば心底嫌いにはならないものです。

給与、待遇

かなりの人が不満を持っているのではないでしょうか？

幸い、私はそこまで大きな不満はありません。

もちろん、満足！とは言えませんが社会保障完備で残業代もほぼキッチリ出ています。当たり前といえば当たり前ですが

ボーナスも少ないですが少しは出ますし、高卒であることや仕事内容も高度なものでないことを考えると十分なのかなと思ってしまっています。

ただ、最近は不満になりつつあります。

なぜかといえば、私の会社は昇給ピッチが低く、社歴10年目で役職もやってるのに新卒基本給に抜かれてしまったのです。

同じ水準まで引き上げてくれるということで、逆転こそ避けられていますが今までの努力が否定されたようで、モチベーションの低下には繋がっています。

⭐︎満員電車(通勤)

通勤時間ほど無駄な時間もないなと思います。同じように感じている方も多いのではないでしょうか？

こればかりは配属先次第ですし、自身でのコントロールが難しく、考え方を転換してポジティブにするのも厳しいです。

通勤時間が長いと、趣味に没頭する時間もなくなり、家でのんびりもできません。睡眠時間も減るし、家族がいれば一緒に過ごす時間も減ります。

私の中ではFIREを目指す理由としては比較的下位の方ですが、ないに越したことはないと思っています。

人事評価

適正な人事評価や昇進が行われないのも労働が嫌になる要因の１つです。

結果を残しているのに上がれなかったり、よく分からない人が上がっていたり。本当にモヤモヤします。

自分の見る目がないと考えて、会社にも何かしらの考えがあってのことだと言い聞かせていますがそれでも納得できない場面が多いです。

私自身は能力以上に評価いただいている自覚があるので不満はありませんが、もしも今の仕事ぶりで評価もされていなければきっと嫌になっていたと思います。

⭐︎残業時間

残業が恒常化してしまうほどの業務量はよろしくありません。

「残業＝人生が減る」訳ですから、会社に人生を捧げている状態です。残業代が貰えるのであればいいですが、そうでないなら本当に意味ないです。

私の会社も、慢性的な人手不足で大量の残業が約束されています。年間で600時間〜720時間は確定みたいなものです。

幸い、有給休暇を消費することはできるので数値ほどキツくないのが救いです。働き方改革も守れているので、まだ会社として大丈夫かなと思っています。

今は「絶対にFIREするんだ！」という気持ちなので我慢もできていますが、お金に余裕があるなら残業なんて絶対イヤですね。

⭐︎社風

体育会系なのか、個人商店系なのか

アットホームなのか、ブラックなのか

いろいろな社風があると思いますが自身に合わない所に所属するのは中々に苦痛です。

学生時代を思い出してみると分かりやすいです。

結局、似たもの同士でグループを作って仲良くなり、そのまま固定化されることが多いのではないでしょうか？

社風も同じで、ある程度は水が合わないと上手くいきません。どちらがいい、悪いではなく相性が大切なのです。

会社も同じだと考えられます。

私自身、社風も少し前までは悪くないと思っていましたし、会社に恩義も感じていました。

ですが、異動してから裏切られることも多く、やはり職場次第なんだなぁと感じています。

⭐︎体力・能力不足

私は基本、ノースキルの高卒です。頭も良くありません。

今までなんとかやってこれているのは、

• 人よりも早く
• 人よりも多く
• 人よりも長く

トライアンドエラーを繰り返した結果です。無能なりの戦術です。

ただ、30歳に近づくにつれ、体力的にも脳みそ的にも衰えを感じるようになりました。

人間誰しも歳をとっていきます。比例して身体能力も判断能力も落ちて劣化していくものです。

若い頃と同じようには働けなくなっていきます。そうなると年齢に合った手法で稼ぐしかない。代表的なのはマネジメント職でしょうか。

端的に言って管理職はやりたくもないですし、できる気もしていません。

でも、年齢に応じてやらざるを得ない時がくるかもしれない。

そもそも、身体を壊して働き続けるのが困難になる時がくるかもしれない。

そんなことを考えると、いつでもFIREできる状態を作るべきだと思ってしまいます。

⭐︎プライベートの変化

最近、強く意識しはじめたのがプライベートの時間確保です。

残業なしでも週5で働くのが普通になっているジャポン。

会社に自分の人生を縛られるのは誰もがイヤだと思います。

家族との時間は取れるでしょうか？趣味の時間は？

そんなことを考えているとFIREできたら確保し放題です。目指さない理由がないのです。

もし、FIREできなくても残業を減らせるかもしれない。仕事を正社員からバイトに変えて自由な時間を増やせるかもしれない。嫌なことから逃げる後ろ盾になるかもしれない。

人生の選択肢を増やすためにFIREを目指すべきなのです。

FIRE以外の選択肢はあるのか？

基本的に、職場での不満を解決するためには『転職』が第一候補に上がると思います。

周りは変えられないので、自身が身を置く場所を変えるしかありません。

ただし、辞めたい理由によっては転職が有効とは限りません。

仕事内容や社風、給与・待遇が原因の場合は、転職しないことには変えられないため転職するのもいいでしょう。

逆に、人間関係や通勤時間、評価制度に不満がある場合は転職では解決しない、もしくは一時的になる可能性があります。

これらは、入社してみないと分からなかったり、異動などでリセットされることもあり、時と共に変化しやすいからです。

とは言うものの、酷いハラスメントが行われているような企業は速やかに脱出するべきです。

第2の選択肢として、『起業・独立』が考えられます。リスクはあるものの、自身でコントロールできる幅が格段に広がります。

ですが、会社員にはない緊張感や生活の不安定さが残るでしょう。

そのリスクヘッジとして、資産形成して資産収入がある状態にするのが良さそうです…

まとめ

FIREを目指す王道ルートの

仕事頑張る→転職して年収アップ→副業で副収入を得る→FIRE

の流れを実践して行くのが正解なような気がしています。

結局は、FIREを目指して頑張ればどこかで労働がイヤでは無くなったり楽しくなったり、自由を得ることができる。最後まで労働が嫌いなままだったらFIRE。そういうことなのかなと思いました。

私の場合、転職のタイミングを失ってしまいました。結婚間際になったことで転職というリスクを取れる状況ではなくなってしまったのです。

仕事自体は好きだったし、残業は多いけど職種と高卒ということを考えたら給料も貰っている方だと思います。

と言い訳して転職しなかったのが今の結果なので、現職に不満を感じている方はまずは年収アップを伴う転職をするのがおすすめです。

最後までお読みいただきありがとうございました。