こんにちは。転職するにも障害が多くなりすぎたじんまいです。
高校を卒業して、1つの会社で10年間勤めている私ですが、何度も何度も、
「仕事辞めたい。転職したい。」
と思ったことがあります。
そして、30歳になろうとしている今、結局転職しておらず後悔をしています。

何かと理由をつけて転職しなかった結果、年々身動きが取れなくなってきています…

転職するチャンスはいくらでもあったはず…
- 転職を考えるべき会社の条件
- 1日でも早く転職すべき理由
- 転職しなかった理由と対策
特に、損得以外の理由で転職に踏み出せない方に読んでもらいたいです。

私のようになってほしくない!
転職を考えるべき会社の条件
転職するかどうか…悩んでいるのであれば2つの視点から考えてみましょう。
2つの視点とは
【会社の現況】と【自身の気持ち】です。

個人的な問題ではなく会社自体が労働者にとって、魅力的に映るかどうかですね!

続けては気持ちの部分だ!

シンプルに仕事がツライ感じだな!
基本的には、【会社の現況】が悪化すると【自身の気持ち】も悪化していきます。
会社として将来性が無く、長く働くには向いていないのでモチベーションも当然下がっていきます。
ただし、気持ちだけで勢い退職してしまうと後悔することも多いです。
自身の気持ちだけではなく会社の現況を判断基準に加えることで客観的な判断が下せるようになるでしょう。

数年前までの私は、仕事が辞めたくてしょうがない気持ちはあったものの、会社の現況が悪くなく踏みとどまっていました。

業績も悪くないし、法令遵守意識も高い。ハラスメントも減ってきて、働きやすい環境になってきてた!

それが今では慢性的な人手不足が原因で、何もかもが崩れて仕事自体にも影響が出てるよ…業績も前ほど良くないしね
「あれ?もしかして会社やばい?泥舟なのか?」と思った時には、自身の感性を信じて転職に向けて動き出しましょう。
そのように感じながら働いても、【自身の気持ち】が悪化していくだけで、正常な判断がつかなくなってしまうからです。
1日でも早く転職するべき理由
「この会社ダメだ…」と感じたら1日でも早く、転職活動を始めることをオススメします。
なぜなら、年齢を重ねるごとに転職成功率は下がり、様々なしがらみが増えることで身動きも取りづらくなるからです。
転職サイトの「doda」の2024年調査によると、
転職成功者の年代率割合は
20代後半が36.7%
30代前半が23.1%
30代後半が13%
と、年齢を重ねると順調に減っていきます。
内定を得られる確率が若手の方が高いのもあるでしょうが、そもそも30代からの転職には様々な壁があり、一歩を踏み出すことができていないのでは?とも考えられます。
代表的な理由は家族の存在です。
生活を共にする人がおり、誰かの人生を背負っていると、リスクテイクするよりも安定を取りたいのが人の心理でしょう。

家族の理解が得られないなんてことも十二分に考えられますね…

オマエはまだそんなにハードルなさそうなのに、なんで転職しないんだ?
転職しなかった理由と対策
ここからは経験談ベースで話していきます。
皆さんご存知の通り、私は労働が嫌すぎてFIREを目指しています。
基本的には、
仕事を辞めたいと常に思う
仕事なんてどれも変わらず苦痛
という考えですが、10年間の社会人歴の間に

この会社クソ!もう辞めてやる!
と思ったことが何度かあります。
その理由と、なぜ思いとどまってしまったのか。を共有して皆さんには同じ過ちを繰り返して貰いたくないと思います。
大前提として私のいる会社は、俗に言うパープル企業です。
法令は遵守しているけど、ギリギリセーフといった感じで、胸を張ってホワイトとは言えません。福利厚生も最低限で仕事内容も…

愚痴はまた今度ということで…!
当然、本気で辞めたいと思ったことが何度もあります。では、なぜ辞めなかったのか。当時の考えを振り返っていきたいと思います。
- 義理
- 社会的信用力
- 給料
- サンクコスト効果
- 育休
1回目:義理
新卒で入社してすぐのことです。
教わったことを教わった通りにやった結果トラブルになったり、上長それぞれがマニュアルに沿わない対応をし、言うことが違かったり理不尽なことが多すぎました。

くだらな…この会社いても将来ないわ。辞めよ…
となったわけですが、この時は直属の先輩と上司に恵まれて退職を思いとどまってしまいました。
私が入社した時から絶賛人手不足の業界。退職率は部署の評価に直結します。
こんな短期で自分が辞めたら、この人達の評価も下がっちゃうんだよなぁ…必死になって止めてもくるだろうし、良くしてもらったのに戦ってまで辞めるのも申し訳ないかぁ…
と、話を引っ込めました。

正直な話、良くしてもらったとはいえ他人の評価なんて関係ないです。必要以上に周りのことを考え、遠慮して辞めないのは危険です。

自己犠牲する必要はなくて、礼儀正しくスジを通すだけで十分だと思うぞ!
勢いで辞めようとしていたので、冷静になる時間をくれたことには今でも感謝しています。
その後は、比較的楽しいと思えるプロジェクトに参加できたり、社内恋愛をしていたこともあってズルズルと残り続けました。
2回目:社会的信用力
次のキッカケは異動でした。栄転の足がかりとなる部署への抜擢で、社内的にはプラスのものではありました。
ただし、当時の私はまだ平社員でした。にも関わらず、主任や係長と同じ仕事をさせられており、若いというだけで社内のPC周りの管理を一任されました。

給料も変わらなければ手当もないのにおかしいだろ…やりがい搾取じゃねーか…転職しよ!
と、なってはいたのですが思いとどまった理由は「社会的信用」です。
というのも、当時付き合っていた彼女と、結婚の話が出ていました。
私の勤めている会社は(一応)上場もしており、それなりに安定している会社でした。
親御さんにご挨拶に行く時や、家を買う時にローンを組むとなると、直前での転職は不利になると考え踏みとどまったわけです。

結局、異動してすぐに別れちまったから関係なかったけどな!

正社員なのに契約社員で転職したり、年収が大きく下がるような転職をしてしまうくらいなら、残った方が得という判断です。
転職をするべき会社の条件の最初でもお話ししたように、心身を壊すくらいなら転職した方がいいですが、当時の私はそこまででもなかったので残る選択をしました。
3回目:給料
異動先でなんだかんだ仕事を続け、役職もついた頃、会社の状況が悪化していくのを肌で感じていました。
それは
人手不足
明らかに、数字で出てしまうくらいには人が足りていない。
仕事に打ち込む時間よりも、人の問題をどうやって解消するか。そんなことばかりが議題に上がるような状況です。

ビジネスモデル的に人員は必須だし、ここからは先細り確定だよなぁ…転職しないとかなぁ
なんて考えながら、転職サイトを漁っていて思ったことは

未経験だと給料ひっく…!
この頃になると年収400万円台後半が安定するようになり、一時的とはいえ給料が下がる転職先ばかりになってしまいました。
業界だけでみると高い水準貰っていたため、キャリアアップ転職も選択肢がほぼありませんでした。
FIREに向かってガムシャラに取り組んでいた時期なのもあり、給料が下がるのがどうしても受け入れられませんでした。

ただし残業を含めた額なので、単純な時給で考えると最低賃金に近い額でした。

一刻も早くFIREを目指したい!ということでなければ、時給で考えて転職する方が間違いなかったと思うぜ!
4回目:サンクコスト効果
サンクコストとは日本語だと埋没費用と呼ばれ、取り戻すことのできない投資分を「勿体無い」と思ってしまう心理のことをいいます。
これは2度目の昇進以降に感じています。
少し前に、意にそぐわない異動をさせられたのは読者の皆さまはご存知だと思います。

このころは荒れてたなぁ
長らく断り続けていた部署への異動ということもあり、ソッコーで辞める気満々でした。
にも関わらず、いまだに残ってしまっています。
もう10年も今の会社におり、それなりに順調に昇進もしてしまっている。
給料も平均よりかは貰っており、辞めてしまうのはもったいない…か?という気持ちがないと言えば嘘になります。

長ければ長いほど、労力をかけるほど、サンクコスト効果は働きます。

過去ではなく、今や将来性を考えて合理的な判断を下すべきだな!
頭では理解しているものの、今一歩が踏み出せていません。
5回目:育休
最後に今ぶち当たっている問題が育休です。
授かり物なので上手くいくかは別にして、早ければ1年以内にでも…と考えています。
そこでネックになるのが育休です。
今の会社であれば、出世が遅れる可能性は高いが1年間の育休を取得することが可能(モメるとは思うけど)

出世はしたくないからノーダメ!
それなりの立ち位置も得て、経験もあるので復帰がしやすいです。
転職してしまった場合、1〜2年で離脱。
復帰できたとしても戦力にならず周りに迷惑をかけてしまうことは間違いありません。
さらに懸念として、そもそも育休を取れる雰囲気が醸成されているかも分からず、育休を取れる在籍期間を満たせているかも分かりません。
そして、住宅購入などのライフステージを考えると、どうしても一歩を踏み出しづらい状況になってしまいました。

30代になると、本当に身動きが取りづらくなってきます。

それが、1日でも早く行動を起こすべき理由だぜ!
まとめ
1日でも早く転職するべき理由と、抜け出すべき会社の特徴でした。
会社に将来性を感じられず、身体やメンタルに不調を来すようになったら転職しましょう。
後回しにすればするほど、成功率も下がりますし、行動を起こすハードルも上がっていきます。
私は40歳前にFIREという目標があるので頑張れていますが、人生は長いです。
良い職場に早めに移って、自然と仕事に打ち込めるようにするのも、FIRE達成できなかった時のリスクヘッジだと思います。

私は本当に後悔しています。この会社で頑張るくらいなら転職先で頑張る。が口癖だったのですが、今ではコキ使われています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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