こんにちは。元高配当&優待株投資家のじんまいです。今現在は、新NISAをインデックス投信で埋めるべく奮闘中です。
初心者は優良なインデックスに連動する投資信託を積み立てることから始めましょう。と口を揃えて言われています。

みんな同じ事言ってるし、インデックス投資って淡々として、つまらないんだよな…
新NISAが始まり1年が過ぎ、インデックス投資に飽きて、個別株や仮想通貨などボラティリティの高い投資に興味が出てきている方も少なくはないのでしょうか?
この記事では
・つまらなく思ってしまう理由
・他の投資手法に惹かれる理由
・インデックス投資を続けるための方法
を解説していきます。
何故つまらないと思うのか
2024年から新NISAが始まり、将来のために、老後のために資産形成するぞ!と意気込んで投資デビューした方も多いのではないでしょうか?
インデックス投資では初心者〜上級者まで誰でもが市場平均というリターンを得ることができます。
少額から始められて、財務諸表が読める必要もないし、分散もリバランスも自動。売買を繰り返す必要も市場に張り付いてチャートを見る必要もない。なんなら経済ニュースを追う必要すら薄い。
適切な指数を選んで、売らずに積立を続けられればそれでOKなのがインデックス投資です。
そんな誰にでもチャンスがあるインデックス投資ですが、唯一と言ってもいい欠点があります。それは、
つまらない
積み立て設定を済ませてさえしまえば、ただ淡々と積み立てて、配当も優待もなく価格の上下も比較的穏やかで、みんなやっているので自身で選んだ感も薄い。
とにかくつまらない。
そして、他の投資手法に目移りしてしまうのです。

お前も手出してヤケドしてるもんな!

言わないで…
他の投資方法に惹かれる理由
まず、インデックス投資というのは経済の成長に合わせて平均的なリターンを享受する投資法です。
一攫千金ということはなく、上がったり下がったりを繰り返し地味ながら上昇していく物なのです。
と言ったことから、他の投資商品や手法に手を出しがちです。
特に、FIREを目指している人は1秒でも早く資産形成を終わらせてリタイアしたいと考えています。
その焦りから、早く稼ぐことを目指してボラティリティの大きい商品や、デイトレードやスイングトレードなど個別株の沼にハマっていくのです。
私のように「仕事が嫌だから」と言ったネガティブな理由でリタイアを目指していると、仕事から早く逃げたい一心で手を出しがちです。

銘柄分析に何十時間も掛けたり、チャートと睨めっこして一日中デイトレしたり色々やってきました。
ですが、このような方法で資産を増やせるのは途方もない努力をした上で、強烈な幸運か特別な才能、もしくは両方を兼ね備えていなければできません。
真に資産形成をしたいのであれば、できる限り寄り道はせずに、再現性のあるインデックス投資に全力を注ぐべきなのです。
インデックス投資を続けるには
では、数々の誘惑を断ち切りインデックス投資を継続するためにはどうしたら良いのでしょうか?
私は、以下のようなことを実践しています。

寄り道はしてきたけど、インデックス投信の積立は一度も辞めたことはありませんし、売却したこともありません!
マネーリテラシーを学ぶ
まず、インデックス投資を始めた理由はなんでしょうか?一攫千金や大金持ち!という方は少ないと思います。
再現性の高い方法で、将来の老後資金やマイホーム資金、子育て資金を貯めるため、すなわち『資産形成をしたい』という気持ちで始めているはずです。
『再現性』というのが大切で、誰でも、正しい方向に努力すれば一定の成果を得られることが大切です。
そのためには投資だけではなく、お金全般の知識を身につける必要があり、まずはファイナンシャルプランナー3級程度の学習に取り組むのがおすすめです。
資産管理の仕方や節約、ふるさと納税などの節税や、各種公的保険や補助金を活用することで、運要素を極力減らして資産形成をすることができます。

投資は運要素が強く、自身でコントロールできる部分も少ないので再現性が低いです。

正しく努力できたとしても無駄に終わる可能性があるってことだな!

そういうことです。時間は有限です。確実に効果の出るものに取り組み、投資はインデックス投信にお任せして平均点を狙いましょう!
アクティブ運用が勝てない現実を知る
投資信託には、インデックス投信(パッシブ運用)とアクティブ投信(アクティブ運用)があります。
パッシブ運用では、日経平均やS&P500、ACWI(オルカン)などの指数に連動した値動きになるよう運用してくれます。
資本主義の世の中では、長期的に見れば経済は成長するという大前提があります。
万が一不景気に陥っても、国家規模で景気をよくしようとあの手この手で経済を刺激します。
そのため、パッシブ投資は長期で持ち続けられるのであれば勝つ確率の高い投資と言えるのです。
一方、アクティブ投信とはなんでしょうか?
パッシブ運用(指数)を上回るパフォーマンスを達成するために、銘柄選定から売買タイミングやポートフォリオ管理など、プロの投資家が考えに考え抜いて運用してくれる投資信託です。
人件費が多くかかっており、各種コストが高いのが特徴です。
一見、プロが運用するということで大きなリターンが期待できると考えてしまいますが、アクティブ運用は長期のリターンではパッシブ運用に勝てない現実があります。
投資には運要素があります。期間が長くなるほど予測も難しいです。短期ではアクティブ投信が良いパフォーマンスを発揮することもありますが、大多数が指数に負けています。
投資のプロが、機関投資家ならではの情報や資金力を活かしても指数に勝てるとは限らないのです。
であれば、素人である個人投資家が指数に勝つなんてとても簡単ではないのです。

プロでも勝てないのにサラリーマン投資家が勝てるわけないじゃんか…

ゼロではないでしょうが、特別な人でないと難しいでしょうね。
ルールを設けて程よく失敗する
意外とコレがおすすめです。損失を限定して経験してみるのです。
一度やってみれば難しさも分かりますし、諦めも着くと思います。
もしも上手くいけば資産形成が加速しますし、ダメでも経験が得られます。
損失を限定すれば、いい意味のリスクテイクになりますから挑戦してみるのも悪くありません。
損失を限定するためには、自制が働く方法で取り組むことが大切です。
例えば
などが良いでしょう。

私も個別株やってますし、トレードに取り組んでいる期間もありました
名著を読む
今までご紹介してきた方法を学び、自身の物として取り込むために本を読むのがおすすめです。
長く読まれている名著や、『トレード』ではなく『投資』や『資産形成』を題材にした本をメインに読みましょう。
SNSや掲示板は見ない
SNSや掲示板はできる限り見ないようにしています。これは、お金を持っていたり成功している層を見ると自身と比較してしまい、良い影響がないからです。
短期で成功している情報を見てしまうと、コツコツやっている自分が嫌になってしまったり、自分にもできるのではないか?という気持ちになってしまいます。
ですが、成功している人の影には大量の失敗者がいます。ですが、発信し続けられるのは生き残っている人(成功している人)なので、失敗して退場した人のことは忘れられがちです。
また、セルフブランディングのために成功者を装っている可能性すらあります。
キラキラした、成功した様子を発信することで広告費や情報を売ったりして稼ぐのです。
エンターテイメントとして見る分には楽しいかもしれませんが、資産形成をする上では弊害になることも多いので気をつけましょう。
コントロールできる部分に注力する
本や動画で学んでいくと自ずと分かりますが、相場や市場、株価は投資家の思惑とは関係なく動きます。即ち、コントロールすることができないのです。
そうであれば、資産形成のためにするべきことは、支出の最適化や、収入の最大化と言った、自身の努力次第で良い影響を及ぼしたり、コントロールすることができる部分に焦点を当てることです。
何を成功させるにも努力は必須ですが、その努力の方向性を間違えてしまうと良い結果が出ないだけでなく、失敗してしまうことすらありえます。
努力の方向性を見極める力を付けるためにも、今までご紹介してきた取り組みをしていくのがおすすめです。

まずはマネーリテラシーの向上から目指すと良きです
まとめ
インデックス投資がつまらないと思った時の対処法はいかがでしたでしょうか?
すぐには成果も出ず、地味で面白味も薄い投資手法ですが、再現性が高く資産形成に適した手法です。
簡単に楽しくお金持ちになれるような、そんな都合の良い話はありません。インデックス投資も知識をもとに、信じて継続するチカラが必要なのです。
様々な形でインデックス投資の歴史や素晴らしさやに触れることで、モチベーションを維持したり、握力を強めていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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