皆さんはキャリアブレイクをご存知でしょうか?
キャリアをぶっ壊すわけではありません。
「Break」
すなわち休息を意味します。
キャリアブレイクとは、離職や休職で一時的に仕事から離れ、自分自身の人生や社会について考え直すことを言います。
私の場合は自ら戦略的にしたわけではなく、適応障害という形で2ヶ月と少しの期間、仕事から離れることになりました。
FIREを志すほどに労働に対して消極的な私が、キャリアブレイクをしたことで何を得たのか。何が変わったのかを記していきます。

FIREを目指すならキャリアブレイクは疑似的な体験になるかも?
人生を取り戻す感覚
まず、人生を自分の意思で過ごす感覚を得られることができました。
会社員でいるうちは会社に何もかもを縛られています。
いつ起きるか。いつ食べるか。そんな事でさえ仕事ありきで組み立ていく必要があり、100%自分の意思で意思決定することはできません。
それだけではなく、拘束されている時間も物理的に長く、金銭的にも給料という綱を握られています。
毎日最低でも9時間は拘束され、さらには通勤時間をはじめとした準備を含めれば11時間程度は会社のために使うことになります。
ここに残業や休日出勤も上乗せされれば、自分でいる時間よりも会社員でいる時間の方が長くなります。
それだけ自身を犠牲にしても得られるお金は生活を維持するのにやっとの額。
このような状態から解放されるべくFIREを目指していますが、キャリアブレイクでは不完全ながらもFIREを疑似体験することができたと感じています。
それはそれは最高な時間でした。可能であればずっとこのままがいいとさえ思えるほどです。

将来的なことや会社への迷惑を考えて早期に復帰したけどもっと満喫すれば良かった…

FIRE適正を計る良いきっかけになりそうだな!
ただしFIREとは違い、金銭的自由を獲得している訳ではないので不安は付きまといます。
それでも労働し続けるよりは断然幸せを感じられました。
一時的な無職期間であれば、傷病手当や失業保険で金銭的な負担はカバーできます。有給休暇があればノーダメージです。
労働からの完全な開放ではありませんが、それでも、FIREの素晴らしさの一端を感じられるとてつもない感覚でした。

FIREを目指す意欲がブチ上がる体験でした。
今後のキャリアについて考えた
私はガムシャラにFIREを目指している状態で、心のどこかで後10年ちょっとでサイド・バリスタ・リーンのいずれかのFIREに到達すると考えています。
もちろん、計算の上(といっても楽観的)でそう結論付けているのですが、労働が嫌で嫌でたまらず、FIREを信じ込むことで救いにしている節がありました。
冷静に考えると目標額を達成できない可能性もあるし、その時の生活や相場次第では目標額自体を切り上げる必要があるかもしれません。
そうなると、年齢にして40代半ば程度。
キャリアはほぼ固定されてしまいます。
今の会社でFIREを目指し続けたとして、失敗した時の事を考えてゾッとしたのです。
失敗した場合は最低でもさらに十数年。合計で30年は奴隷生活が約束されています。
私が定年になる頃には70歳まで引き上がっているでしょうから、更にプラス10年と考えると40年の懲役です。
今の仕事は
こんな会社に後40年もいる可能性がチラついてしまいこのままでいいのか?と自問自答する日々でした。
結局、いろいろと理由を付けて転職はしていませんが、転職サイトに登録してプロフィールを登録するところまでいきました。
初めて具体的に転職について考えた2ヶ月でした。

客観的に見ると、今まで貯めた資産を盾にして転職に挑戦するのが正解だと思う

転職すれば仕事が好きにはならなくても、苦痛ではなくなる可能性があるしな!
仕事を辞めたら生活コストは下がる
疑似無職生活を送ってみて、生活コストが下がることが分かりました。
特に食費は顕著です。毎日自由で時間に余裕があるので自炊が捗ります。
仕事中に小腹が空いて、割高のお菓子を買う必要もありません。
仕事をしていると、どうしても自分へのご褒美と称した甘えが出てしまいますが、それがなくなります。
そして、収入が止まるためお金にシビアになるのも生活コストの削減に一役買ってくれます。

今日は〇〇円稼いだからコレくらいはいいっしょ!
という考えがなくなり、本当にこの出費は必要か?と冷静に考えることができるように。
食費以外には娯楽費も大きく影響を受けそうです。
私の場合、休職前はほとんど娯楽費はなかったため、休職中の娯楽費は増加しました。
筋トレを始めた影響でプロテイン代がかかったためです。
しかし、復職後にはストレスが爆発しており、電子書籍(マンガ)を買い漁ってしまって出費が増えています。
キツい→楽(休職)→キツいと推移したことでストレス耐性が減ってしまったのだと考えています。

娯楽費としてはたいしたことない額だけど、明らかに出費は増えている…
ストレス=出費になるか
暇=出費になるか
ここは人それぞれ違うと思うので、FIREの前にキャリアブレイクという形で自身の傾向を探れるのは大きなメリットと言えそうです。
戦略的なキャリアブレイクは可能性の塊
キャリアブレイク中は何をしようと自由です。
私の場合は精神のバランスを崩しての休職だったため、回復に時間を要したことでキャリアブレイクの強みを完全に引き出すことはできなかったと感じています。
戦略的にキャリアブレイクをするのであれば、以下のような実りのあるものに挑戦するのが良いでしょう。
- 転職
- 資格取得
- リスキリング
- 副業の実績づくり
- 習慣化
私の場合、ブログに注力してGoogleアドセンスの合格まではなんとか漕ぎ着けることができました。
稼げてはいないので意味はないのですが、アドセンス合格までは頑張ると決めていたので達成できたことは素直に嬉しかったです。
もう一つ、健康のために筋トレ習慣を身につけることに成功しました。
習慣化には3ヶ月程度の日数が必要と言われています。仕事に日々奔走しながら、新しい事を始めるのは大変です。
キャリアブレイク中であれば、負担も少なく時間も多いため比較的容易に習慣を身につけることが可能です。

一度習慣化してしまえば仕事に復帰した後でも続けることが容易です!
まとめ
キャリアブレイクの体験談でした。
自分自身と正面から向き合うチャンスとなる貴重な時間になり、有意義な時間になりえると思います。
ですが、職歴に空白を作るのは少なからずリスク。
キャリアブレイクを時間の投資と考えるのであれば、将来的に利益として回収できる事柄に取り組んでおくのがおすすめです!

もちろん、休養や人生を楽しむためのキャリアブレイクもアリです!

とはいえ、せっかくの貴重な時間を無為に過ごすことがないように注意が必要だぜ!
最後までお読みいただきありがとうございました。



