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低学歴の高卒・低年収でもFIREは可能なのか。
結論から言うと「可能」です。
ただし、自分自身の状況に合った正しい情報をキャッチし、方向性を間違えずに努力を積み重ねられた場合に限ります。
今の世の中はFIREムーブメントの流行りも相まって、数多くのFIRE方法論の発信や書籍が発刊されています。
しかし、それらで語られるFIRE成功例の多くは、高収入・副業成功・投資の大成功が前提になっているものも多く存在します。

発信してくれている人のように収入が高くない…ブラック企業だから収入アップも望めない。高卒で学歴も無いし、転職できるような実績やスキルも無いよ…

テンバガー銘柄を見つけたり、トレードで大勝する才能も無いみたいだし、マネしてFIREするのは難しそうだぜ…
このように思ったことはないでしょうか?
思ったことがあれば、その方法は自身の状況に合っておらず再現性がありません。
このブログでは、
- 高卒(資格やスキル無し)
- 300万円代の低年収
- 普通の会社員
という現実的な条件から出発し、失敗しにくさを最優先にしたFIREの方法を、順序立てて解説します。
一発逆転の副業や相場から掛け離れた爆益投資なんて夢のような話はしません。
その代わり、「同じ条件なら多くの人が真似できる」再現性だけに絞った道筋を示します。

今すぐ仕事を辞めたいが、現実的には無理と分かっている

このまま定年まで働き続けることに強い不安を感じる
そんな現実が見えている賢い人に、FIREまで一緒に並走する。そんなブログになることをお約束します。
この記事で分かること
- 高卒低年収でも再現できるFIREの方法
- やってはいけない失敗パターン
- 今すぐやるべき行動
結論:高卒・低年収でもFIREは可能。ただし条件あり
高卒・低年収という条件でも、FIREそのものは不可能ではありません。
ただし、全員が達成できるわけではないし、やり方を間違えれば長い時間がかかったり、挫折してしまうことも考えられます。
再現性のあるFIREを達成できる人と、失敗する人の違いを解説します。
FIREを達成できる人の共通点
次の条件をすべて満たせる人だけが、現実的にFIREに近づくことができます。
- 年収に過度な期待をしない
- 投資で一発逆転を狙わない
- 支出を「快適さを保ったまま」管理できる
- 仕事を辞める時期を感情で決めない
- FIREのゴールを柔軟に下げられる
特に重要なのは、
「短期決着」と「フルFIRE」にこだわらないこと。
高卒・低年収の場合、完全リタイアを最初から目標にしてしまうと現実とのギャップから挫折するリスクが一気に跳ね上がります。
FIREに失敗する人の典型パターン
逆に、次の考え方をしていると高確率で失敗してしまいます。
- 「年収は今後なんとかなる」と考える
- 投資利回りを前提に生活設計をする
- 会社員であることを過度に嫌悪する
- SNSや書籍の成功例を基準にする
- 「早く辞めたい」が判断基準になる
低年収でFIREを目指すには、負の感情と上手く付き合い続け、現実を直視する必要があります。
感情に振り回されて、冷静に取り組むことができないと再起不能な失敗をしてしまいます。
次の章では、高卒・低年収のFIREが失敗しやすい理由を深掘りしていきます。
失敗要因を先に知ることで、「こんなはずでは…」と始めてから後悔したり挫折することを防ぎます。
なぜ「高卒・低年収のFIRE」は再現性が低いのか
高卒・低年収のFIREが難しい最大の理由は、
能力や努力の問題ではありません。
ほとんどの失敗は、理想と現実のギャップによって引き起こされます。
再現性のあるFIREをするためには理想を捨て去る必要があります。
以下の3つを受け入れることができれば、FIREというゴールまで走り抜けることができるでしょう。
将来の年収を過大評価してしまう
年功序列の定年制度から脱却しようとしている日本において、多くの人が無意識にこう考えています。
- 今は低年収でも、そのうち上がる
- 転職すれば何とかなる
- 副業で巻き返せるかもしれない
これは希望的観測であって、実のところどうなるか分からない不確定要素の塊です。
むしろ、高卒・低年収・スキル無しという条件では、年収が大きく伸びる可能性は限定的と言わざるを得ません。
何故なら
- 大卒との出世競争に勝つ
- 条件のいいキャリアアップ転職を決める
- スキルを身につけて副業を当てる
上位層と比べ劣っている我々にとって、人並み以上の努力をした上で運にも恵まれないと難しいことばかりです。
再現性を重視する以上、大きな変化は織り込まずに等身大の計画を立てるべきです。
即ち、「年収は大きく増えない」前提でFIRE計画をしなければ、現実とのギャップで失敗してしまうでしょう。
投資に「期待しすぎる」
次に多い失敗が、投資への過度な期待です。
- 一攫千金のイメージをする
- 高い利回りを前提に計算する
- 相場が悪い時期を想定しない
- 元本割れを精神的に許容できていない
投資はとにかく地味なモノ。長い間コツコツと取り組むとジワジワ効いてくる。
特に資金捻出が難しい低年収ではこの認識が大切です。
それはなぜか?
投資では投下資金の多さが全てだから。
年数%の利益が出れば御の字の投資では、運用資金が多くなるまでは雀の涙ほどの利益しか得られず、資産全体へのインパクトは小さいです。
さらに、低年収では下落場面での追加投資も多くは行えないため爆発的に資産が増える可能性は低いのです。
給料が低い分、投資で稼ぐぞ!
という感覚でいると失敗してしまうでしょう。
投資はあくまでも補助装置。くらいの感覚で捉えておくことが再現性のあるFIREでは大切です。
それができていないと焦りが生まれ、ギャンブル的な手法に魅入られ失敗してしまいます。
「早く辞めたい」が判断基準になる
これはかなり根深い問題です。FIREを目指しているのであれば誰もが、大なり小なり感じていることだから。
- 仕事がつらい
- 将来が不安
- 早く自由になりたい
このような、ネガティブな感情に突き動かされて意思決定をしてしまうと失敗します。
特に高卒でスキルもない状態だと
- 再就職の選択肢が少ない
- 空白期間が不利に働く
- 収入回復が難しい
つまり、
「辞める判断」は一度ミスすると取り返しがつかない。
計画の中に感情を織り交ぜないことが失敗の確率を下げ、後悔しないFIREにするために大切なことなのです。
再現性を重視のFIREは「定義」から変える必要がある
多くの人が想像するFIREは、
- 働かない
- 配当・資産収入だけで生活する
というものではないでしょうか?
このFIREのスタイルは「ファットFIRE」「フルFIRE」「完全FIRE」なんて呼ばれ方をします。
夢のない話をしてしまえば、SNSや書籍で紹介される「成功者」が最終的に到達するスタイルです。
そのため、今からFIREを目指す低年収で普通の会社員には関係のない話と思って、キッパリ忘れてしまいましょう。
我々が目指せるFIREの定義は
「人生の主導権を会社から取り戻すこと」
- 働くかどうかを自分でコントロール
- 収入の一部を労働や事業に頼ってもいい
- 完全に辞めることだけが目的じゃない
こういったスタイルのFIREにはいくつかの種類があります。
「バリスタFIRE」「サイドFIRE」「コーストFIRE」「リーンFIRE」
複数の選択肢から自身に合ったFIREのカタチ、もしくは混ぜ合わせて目標にすることこそが、FIRE達成の秘訣です。
今日を最後に以下のような幻想は捨て去り、現実的に達成可能なFIREを一緒に目指してみませんか?
- フルFIREが正解という幻想
- 30代・40代で完全リタイアできるという幻想
- 投資で人生を逆転できるという幻想
このブログでの想定モデルケース
- 学歴:高卒
- 職業:会社員
- 年収:低〜中程度(300万〜500万円台を想定)
- 特別なスキルや資格・副業なし
何を隠そう、筆者自身がモデルケースです。
才能のない凡人にもFIREを達成できる方法はないのか?と頭を悩ませてきました。
俗に言う「普通の会社員」がFIREを目指すための方法を記していきます。
最短FIREロードマップ
本ブログのコンセプトは以下に集約されています。
コンセプト
『低年収の高卒会社員でもFIRE達成!』
『凡人でも可能な再現性の高いFIRE!』
『40代前半で3,000万円の資産形成を成功させる!』
↓
段階的FIREを達成(コースト→リーン→バリスタ/サイド)
- 生活費の一部を資産収入でカバー
- 好きな仕事を選べる
- フルタイムを辞めれる
- お金の不安なく幸せに生きれる
FIREを目指すための取り組み全体像はこちらです。
高卒低年収でもFIREできる!じんまい流ロードマップ
- FIREを理解:自分が目指すFIREのカタチを明確化
- 家計の最適化:固定費を削減しミニマムな生活へ
- 投資スタート:新NISAを活用して投資信託を積立てる
- 収入の最大化:残業・昇給・資格・転職・副業
- モチベーションの維持:書籍や動画の活用
FIREをするためのステップは大きく分けて5つです。
資産形成の結果を左右する変数は『収入』・『支出』・『利回り』の3つ。
収入-支出+(資産×利回り)=資産形成という式が成り立ちます。
②〜④はできるところから同時進行で進めるのがベストですが、何からやればいいのか迷った時には順番通りに取り組んでいきましょう。
完璧は目指さなくて大丈夫。どの項目も70点くらいを目標に進めていきましょう。
ステップ1:FIREを理解する
目標
目標にするFIREを決める
成功のイメージを掴む
- 【コーストFIRE】を目指す
- 【リーンFIRE】を目指しつつ、
- 必要に応じて、【サイドFIRE】or【バリスタFIRE】にチャレンジ
FIREとは『Financial Independence / Retire Early』の略称で経済的自立と早期リタイアを意味します。
経済的自立とは、生活費を株式や不動産などの不労所得で賄える状態を指す言葉です。
本来のFIREとは不労所得だけで生きていける資産を築き、労働を全くしない状況といえるでしょう。
しかし、低年収のスキル無し、普通の会社員が狙える代物ではありません。
我々がターゲットにすべきFIREは4種類。
リーンFIRE・サイドFIRE・バリスタFIRE・コーストFIREです。
それぞれのFIREの特徴と、自身に向いているFIREの選び方はこちらの記事で解説しています。
ただし、どのFIREを選んでもゴールまでの道筋は共通しています。
ライフステージに応じて軌道修正することも可能ですので難しく考えずに、直感で自身のなりたい姿を思い浮かべてください。
段階的にFIREのレベルを上げていく
オススメは中間目標を立てて少しずつ自由を増やしていく段階的FIREです。
- コーストFIRE
- リーンFIRE
- バリスタFIRE/サイドFIRE
- FIRE
この順番で進めていくメリットは挫折しにくいことです。
まずは老後資金の不安がなくなり、次にミニマム生活なら働かずに生きていける安心感を得て、労働と程よい距離感で付き合い続けて余裕のある生活を送る。
リーンFIREを最終目的にするのも一つの手ですが、FIRE後の生活が数十年続くことを考えるとギリギリの資産でのFIREはいささか不安です。
特に独り身限定である点と、使えるお金が極端に少ないことに適性がないと難しい点がFIRE後の再現性という点で懸念があります。
バリスタFIREやサイドFIREを経由して、ミニマムだけどカツカツではないFIREを目指すことが、人生を幸せに生きやすいのではないかと考えています。
現実的な目標を手に入れたら次のステップに進んで、再現性のある方法でFIREに一歩ずつ進みましょう。
ステップ2:無理のない節約で生活コストを下げる
高卒・低年収でFIREを目指すなら、最初にやるべきことは明確です。
収入を増やすことでも投資を始めることでもなく、支出を見直し生活コストの低いミニマムな生活に切り替えていくことです。
コスパのいい生活を送ることはFIREに限らず、お金に困らない人生を送るための最適解と言えます。
- ミニマムな生活に切り替える
- 必要な生活費が減る
- 稼ぐ必要のある金額も減る
- 必要資産額も減る
- 労働時間も減らせる
全てが繋がっています。
生活コストが低いということはそれだけで資産形成を成功させる確率を引き上げます。
暴落などの予期せぬ事態でも身軽に振る舞うことができ、長期投資の継続性を引き上げるからです。
そして、再現性という観点では最強の手段です。
- 今日からでも手を付けられる
- 誰でも効果が確実
- 一度下げると、その後ずっと効き続ける
これが投資や収入増よりも支出の見直しを優先すべき理由です。
やっただけ効果が出やすくリターンが確定している。こんなにも魅力的な方法は他にありません。
次の章では、目標達成のためにどのくらいの見直しをすべきか現実的な数字でお話しします。
年間貯蓄100万円か貯蓄率35%を達成する
節約を実践する際に重要なことが1つあります。
「10年・15年続けられる水準か?」
「どのくらいのペースで溜めていけばいいのか。」
FIREを目指す取り組みは長期戦になります。今の生活を犠牲にしすぎると、ライフステージの変化や環境の変化によるストレスで簡単に挫折してしまいます。
今と未来のバランスが重要になりますがこの設定をミスすると、いつまで経ってもFIREできずに老後を迎えることになってしまいます。
40歳前半で3000万円の資産を築き、FIREを達成したい場合の目安は以下の通りです。
- 年収400万円以下なら年間100万円
- 年収400万円以上なら貯蓄率35%以上
年間100万円を投資に回せた場合、
- 年利4%であれば19年9ヶ月
- 年利7%なら16年4ヶ月
40代になる前に3,000万円の資産を築くことが可能です。
年間100万円を貯めるためには、日々の生活使ってもいい額を逆算し、日々の予算感をつかむことが大切です。
年間100万円貯蓄の場合
| 年収 | 手取り | 支出可/年 | 支出可/月 |
|---|---|---|---|
| 300万 | 225万 | 125万 | 10.4万 |
| 350万 | 262.5万 | 162.5万 | 13.5万 |
| 400万 | 300万 | 200万 | 16.7万 |
| 450万 | 337.5万 | 237.5万 | 19.8万 |
| 500万 | 375万 | 275万 | 22.9万 |
| 550万 | 412.5万 | 312.5万 | 26万 |
| 600万 | 450万 | 350万 | 29.2万 |
こちらの記事で、年収ごとの月毎予算を解説しています。貯蓄率35%を目指す時の数値も出していますのでご覧ください。
支出の最適化は生活費をこの金額に納めることができれば、まずは一安心と言えます。
私自身が年収400万円時代に、年間100万円を貯めていたときの生活費をコチラで公開しています。
少し古いですがリアルな情報ですので、年間100万円を貯めるための生活がイメージしやすいです。是非ご覧ください。
このステップのゴールは節約ではありません。
- 最低限必要な金額はいくらか
- 月の生活費はいくらに抑えるか
- 投資に回せる金額はいくらになるか
このステップが終わる頃には全てに答えが出ていると思います。
次の章では目標達成のために、優先して攻めていく支出と、優先度の低い項目を解説していきます。
目標は「我慢」ではなく「固定費の圧縮」
支出の見直し、節約について多くの人が以下のような勘違いをしています。
- 外食をゼロにする
- 数円のためにスーパーをハシゴ
- 娯楽を我慢する
- 電気やガスを使わない
- 生活レベルを極端に落とす
これは苦痛が大きく長続きしません。
FIREを達成するには数年から十数年、更には達成後にも支出は絞っていく必要があるので、無理なく長く続けられるかが再現性のカナメです。
生活水準はそのままに、支出を減らしていく必要があります。
有効な手段として1つ目に紹介するのが『楽天経済圏』です。
普段使っているサービスを楽天のものに置き換えることで、楽天ポイントを効率よく獲得でき節約に繋がります。
楽天経済圏の素晴らしいところは、支出の見直しだけではなく投資までカバーしていることです。
2つ目が『固定費』を優先的に狙う。です。
- サブスクリプション
- 通信
- 保険
- 家賃
- 車関連
これらの固定費は生活レベルを余り下げずに、大きく節約することが可能です。
更には、一度見直せば生涯続くということもあって、タイムパフォーマンスに秀でています。
そんなに言われても何から取り組めばいいのか分からないよ!
という方は以下の順番で取り組んでいきましょう。
楽天経済圏の活用
まず始めるべきは、楽天ポイントを主軸とした楽天サービスの輪である『楽天経済圏』の活用です。
楽天のサービスを併用することで楽天ポイントを多くもらえる仕組みで、節約のみならず資産形成の核になりえます。
楽天カードや楽天ペイといった支払いサービスから、楽天証券や楽天銀行といった金融サービスを始め、携帯電話の楽天モバイルや、光回線の楽天ひかり、勉強のための本を買う楽天ブックスなど生活に根付いたサービスがあります。
どのくらいポイントが貰えるかというと、5年間で50万ptを獲得した実績があります。
そんな私が楽天経済圏に思うことは難解すぎて新規参入のハードルが上がっていること。
楽天経済圏はあまりにも多岐にわたり便利な反面、全体像を完全に理解するには時間もかかり過ぎてしまい、労力に対して見合った節約効果が得られません。
まずは節約効果や資産形成の核になる重要なサービスのみに焦点を合わせ、完璧に理解してから始めるのではなく、サービスを使いながら覚えていくことが重要です。
固定費の見直し(家賃・通信・保険・サブスク)
楽天経済圏の概要を把握したら、早速固定費の見直しをしていきましょう。
真っ先に取り組むべき理由は3つ
- 一度見直せば、永続的に効果が続く
- ストレスなく節約しやすい
- 支出の大半を占め影響度が高い
固定費は見直すときは手間がかかり、対面で手続きする必要もあることから腰も重くなりがちです。
通信費や保険は契約が絡んだり、違約金や積立金の棄損で損をすることもあるでしょう。
それでも、長期的に見ると大きな節約効果になることが多いです。
まずは、大きな手間もお金もかからないサブスクリプションの見直しを今すぐに始めましょう。
サブスクリプション
まずはスマホ一つですぐにできる、サブスクリプションの見直しをしていきましょう。
動画見放題のサービスをはじめとした、月額費や年額費を払って使うサービスのことです。
ネットが発達した現代では多くにサービスが展開されています。ひとつひとつは数百円から数千円でも積み重ねれば大きな額になります。
自身の身体はひとつしかありません。いくつも契約していても同時にサービスは使えません。
『権利』にお金を払ってサービスを受けれないのではムダ金となってしまいます。
本当に簡単に見直しできるので、今すぐにでも着手していきましょう。
格安SIMへ切り替え
大手キャリアを使ってる。なんて方は格安SIMへの切り替えを検討しましょう。
通信品質が落ちてまともに通信できないと思われがちな格安SIMですが、今はそんなことはありません。
月のデータ量が20Gなどの大容量プランも増えています。楽天モバイルなら無制限のプランもあります。
ほとんど使用感は変わらずに月に数千円の削減をすることができるのでやらない手はありません。
民間保険の見直し
ここは削っても生活の質が変わらない。という点で是非とも取り組むべき項目です。
保険は人生で2番目に大きな買い物と表現されるくらい大きな出費です。
月に1万円だとしても年間で12万円。
現役の40年間払い続けたらそれだけで480万円。夫婦でかければ簡単に1,000万にも届きます。
病気になったときや死亡した時、働けなくなったときなどの不測の事態を手厚く保護してくれる民間保険。
社会人になったら入るのが当り前。そんなふうに言われた人も多いのではないでしょうか。
しかし、日本では皆保険制度が充実しており、民間保険に入らずとも十分な公的保険に守られている人が大半です。
まずは公的保険のことを理解し、それでも足りないと感じる人のみが、必要な範囲だけ民間保険に加入すれば十分なのです。
安い物件、地域への引っ越し
家計の大半を占めるのが家賃です。
ここを攻略すると、月数万円単位で節約できるのでFIREに一層近づきます。
昔から家賃は給料の1/3なんて言われたりもしますが、それでは多すぎます。
安くて満足感のある物件選びにはコツがあります。いかにムダを省き、自分自身の希望条件を絞るかにかかっています。
引っ越すには、敷金や礼金、引っ越し代などの初期コストがかかります。
それでも家賃削減の効果は絶大です。
他の固定費を削って資金を捻出しましょう。
車が無くても大丈夫なところに住む
住居を探すときに、絶対にクリアしたい条件があります。
徒歩圏内にスーパーと鉄道の駅があることです。
遠くても徒歩15分程度がいいでしょう。
この2つさえ揃っていれば、車を持たない。という選択をする事ができます。
車は本体が高いだけで無く、駐車場代や自動車税、車検代と定期的に固定のコストが発生します。
その上にメンテナンス費用やガソリン代までかかる、言わば金食い虫です。
レンタカーやカーシェアリングを使ったり、配車アプリでタクシーをいつでもどこでも呼べるので、車を保有しないという選択をするとお金が貯まります。
住んでいる地域柄、車が必須の場合でも軽自動車を選択したり中古で購入する事で価格を抑えましょう。

車が趣味の場合は我慢しすぎずに、FIRE計画に影響のない範囲で予算を組んで購入しましょう。
変動費はコスパのいいところだけ削減
変動費については、先述のように辛い節約になりがちです。
- 寒いけど暖房を付けない
- 暗いけど電気はつけない
- お風呂は追い焚きしない
- 使っていない家電のコンセントを抜く
- 数円の差を求めてお店を彷徨う
- 食事を抜く
- 外食はゼロにする
完璧を目指すと細かいことや我慢の連続になります。
しかも効果が薄く、タイパもコスパも最悪で長期的に続けるなんて当然不可能です。
FIREできたとしても、何も楽しくない人生になってしまいます。
そうならないように意識すべきことは
- 完璧は目指さず70点を目指す
- 細かいことは気にせずにムダだけ削る
- 動物や自然、資源を大切に思う
これだけで十分です。
ふるさと納税はやり得
変動費を削るにあたって、必ずやっておきたいのがふるさと納税です。
ふるさと納税は住んでいる地域以外に寄付することで、その地域の特産品などを返礼品として貰うことができるお得な制度です。
寄付した額は、年収に応じた控除額までなら翌年の所得税や住民税が引かれるので、イメージとしては税金の先払いで商品がもらえるイメージです。
自己負担額という形で年間2,000円はかかってしまいますが、それでもやり得の制度であることは間違いありません。
返礼品は高級感のある特産品から、大容量で日常づかいできるものまで多岐に渡ります。
FIREを目指すのであれば、普段使いする日用品や、ストックできる大容量の食品が貰える自治体に寄付して、生活費をダイレクトに削るのがオススメです。
節約効果の高い変動費(食費・衣服費)
固定費の見直しと並行しながら、変動費の見直しも徹底して行いましょう。
真っ先に見直し検討すべき変動費は
- 食費
- 衣服費
食費は特に節約効果が大きいです。
コンビニエンスストアや外食、自動販売機などを日常的に利用していませんか?
これらの商品には『便利』というサービス代が含まれており、どれもこれも割高な価格設定になっています。
凡人がFIREを達成するには、節約の王道、そして一番の難敵の自炊を攻略していく必要があります。
続いて大きい支出が衣服費です。年に数回しか着ない服や、同じような役割の服を何着も買ってしまっていませんか?
身体は一つです。オシャレして出かける休日だって月に数日しかないのではないでしょうか。そうして、購入したは良いけどほとんど活用されず、体系の変化や年齢で着ることのできない服が増えていきます。
被服については、ミニマリスト的な思想を取り入れて、本当に心がときめくお気に入りのアイテムだけを取りそろえることが節約につながります。
節約する必要のない変動費
節約しない変動費は
- 水道代
- 光熱費
- ガス代
これら、ライフラインは注目されがちですが、節約効果が小さく、かつストレスの貯まりやすい節約法なので切り詰める必要はありません。
使っていない部屋の照明は消す。
身体に当てないシャワーは止める。
エコの意識を生活に取り入れるだけで十分です。
地球も我々にとっては大切な資産です。
温暖化が進めば食料の調達も難しくなり、食材の値段が高騰するかもしれません。
支出最適化のゴールは「数字で把握できている状態」
自分がお金を掛けすぎているところを削り、必要な部分にはお金を掛ける。
支出の最適化を進めていく過程で
- 最低限の生活費が分かる
- 毎月の生活費が分かる
- 投資に回せる金額が分かる
自分自身のお金の事がよく分かるようになったと思います。
ここまでこれば節約はもう十分です。
コスパ良く、本当に必要なものに出費する能力が身についたはずです。
ここからは、あなたの努力で捻出できたお金を働かせる「投資」にチャレンジしていきましょう。
ステップ3:投資スタート。再現性のある方法はただひとつ
目標
新NISAを活用して、投資信託をドルコスト平均法で積み立てる
支出の最適化が終わり、家計に余裕が生まれ始めた今こそ投資を始めましょう。
ただし、投資に対する致命的な勘違いから再現性を欠いてしまう事がある。
- 投資で一攫千金
- 投資でFIRE資金を稼ぐ
この2つには特に注意が必要です。。
SNSや動画、ブログで語られる投資はどれもこれも華やかでインパクトがあるものばかり。
しかし、再現性の高い投資というものは、年数%の利益が出れば御の字という地味で長い戦いになります。
それでも、投資を始めることの意義はとても大きくFIREには欠かせません。
投資の役割はステージで変わるが早くから始めるべき
FIREを目指し始めた状況での投資の役割は
- 資産運用の経験値稼ぎ
- 資産形成の補助輪
資産が小さいうちはまだまだ力を発揮できません。
資産が育ってきて初めて、期待しているような
- 給料以上のお金を生み出す
- 生活や資産を守る
という効果を発揮していきます。
それでも、投資は少額から早くから始めたほうがいい。
なぜなら、経験がないまま貯めた資産を投資に回しても、その強大なチカラに耐えられなくなるからです。
暴騰しても暴落しても、とても大きな額が動くのでメンタルがついてこれず生活が破綻してしまうでしょう。
ちなみに、投資のチカラを強く感じ始めるのは1,000万円を達成したあたりです。
次の章では投資を安心して始めるための、「生活防衛資金」という命綱について解説していきます。
生活防衛資金を確保する
生活防衛資金とは有事の際に、すぐに使えるように現金で持っておく資産のことです。
ケガや病気、失業などで収入が途絶えてしまった時に生活を守ったり、投資するときの命綱のような役割を果たします。
支出の最適化を進め、自身の家計を理解した今なら、必要な生活防衛資金を算出することもできるようになっているはずです。
独身一人暮らしであれば最低でも約70万円が目安です。詳細は上記記事で解説しています。
・70万円の内訳
月額15万×3ヶ月分=45万
緊急用資金25万
ですが、目標達成するまで足踏みする必要はありません。
数十万の生活防衛資金を貯める事ができたら並行して、NISAを使って少額投資をスタートさせていきましょう。
楽天証券で新NISA口座を開設
実際に投資を始めるにあたって、証券口座が必要です。
証券会社はかず多くあり、どこを選べば良いか分からない。という問題がありますが、答えはシンプルです。
- 自身がよく使うサービスの企業
- ネット証券
この2つを基準に選べば大きな失敗はありません。
中でもオススメなのは『楽天証券』です。
楽天証券では特定の投資信託を保有しているだけでポイントがもらえる『投信残高ポイントプログラム』
投資信託をクレジットカードや楽天キャッシュで購入したときにもポイントがもらえます。
更に、通常ポイントのみ対象ですが、投資信託の購入にポイントを使う事だってできてしまいます。
資産形成では種銭の量とスピードが命です。投資信託を活用すれば小額から投資することが可能なので少しづつでも始めていきましょう。
投資先はインデックス投資信託
再現性のある投資を目指すには、代表的なインデックスに連動する投資信託が適役です。
理由はシンプルです。
- 個人の能力差が結果に出にくい
- 長期での期待値が最も高い
- 判断回数を極限まで減らせる
- 投資の為に時間を割かなくていい
インデックス投資は、最初の商品選択さえ間違えなければ淡々と積み立てるだけというシンプルさが魅力です。
投資商品の決め方もシンプルです。
- オールカントリーかS&P500に連動していて
- 手数料が低いもの
たったのこれだけです。
手法はシンプルが1番良い
手法は「ドルコスト平均法」+「コア・サテライト戦略」
こんな単純でありきたりな方法で問題ありません。
投資は刺激がなく、つまらない状態であれば正解の道を進んでいると思って問題ありません。なぜなら、刺激があり面白いもので稼げるのであれば全人類が夢中になっているでしょう。
ですが、実際は違います。楽しい投資をしている人たちはギャンブル的な手法で再現性がなく、損を抱えている場合がほとんどです。
つまらない🟰誰もやりたくない
だからこそ稼ぐことができるのです。
新NISAの非課税枠を活用して自動積立を続けましょう。
投資額の目安と考え方
結論としては、投資がうまくいかない時でも生活が破綻しない額。です。
その中でも、できる限り多くの資金を自身のメンタルと相談しながら投資していきます。
なぜなら、種銭の量と投資している期間でリターンが決まるからです。
低収入の我々にとって、できる限り期待値の高い投資をしたい気持ちが出てくるでしょう。ですが、投資を始めて2〜3年は相場との付き合い方を見極める練習期間だと思ってください。
なぜなら、相場の上下に慣れていない状態で多額の投資をしてしまうとメンタルにダメージを負い、投資信託を手放してしまったり、自動積立設定を解除してしまったり、最悪の場合は投資を辞めてしまうなんてこともあり得ます。
再現性を高めるための投資額は以下を意識して、初めは少なめにしておきましょう。
- 毎月の投資額は無理なく続く金額
- 生活費を削ってまで増やさない
- 相場が下がってもパニックにならない額
特に3番目が重要です。下落体制は生まれ持った性格や、投資の経験値によっても左右されるからです。
- 不安で眠れない
- 1日に何度も保有資産を見てしまう
- 評価額が半分になったイメージをしたら耐えられない
こういった精神状態であれば、今のあなたにとっては投資しすぎということになります。積立額を減らし生活防衛資金を貯めながら、相場の上下に慣れていきましょう。
最終的には、生活防衛資金や直近で支出予定の額を除いた全ての余剰資金を投資に回せるようになれると良いでしょう。これをフルインベストメントと言います。
フルインベストメントはリスクが高い投資法と思われがちですが、職があり生活防衛資金も確保できている状態であれば、経験値次第では問題なく実践できます。
低学歴・低収入でFIREを目指す以上、安全な範囲で最大のリスクを負ってリターンを確保していきたいのが本音です。できる限り多くの資金を市場に晒して置けるように慣れば、投資のステップはクリアです。
その他の金融商品は無視でいい
基本的にインデックス投資信託以外の金融商品に投資する必要はありません。
- 個別株
- 暗号資産
- 債券
- FX
- 不動産
これらは再現性がなく、プロでも必ず勝てるわけではありません。
そんな世界に素人が立ち向かっても、安定して利益を上げることは難しいでしょう。
例外的に、資金を限定して高配当株や優待株を購入するのは一考の余地があります。
インデックス投資にはないインカムゲインを得ることができ、目に見えるリターンを獲れることからモチベーションの維持に繋がります。
また、配当金は下落相場でもゼロになることは少なく、FIREした後の出口戦略やリスク分散として有効となる可能性を秘めているので、経験として損にはなりづらいです。
ただし、インデックス投資と比べると期待値が下がる上に銘柄調査をする必要もあり、かなりの時間を割く必要があります。優良銘柄を選ぶことができれば安定したキャッシュフローを得られますが、銘柄選びを失敗すると大きな損を負ってしまうこともあります。
とはいえ、株式投資を趣味にしたい場合や株式の勉強がしたい時ににチャレンジしてみるのもアリ。という程度です。
絶対にやってはいけないこと
投資をしていく上で絶対にやってはいけないことがいくつかあります。
FIREを目指すのであれば以下のことをしてしまわないよう肝に銘じましょう。
- レバレッジ(借金)をかける
- 下落でパニック売り
- SNSの投資報告を見る
- 投資成績を評価する
こういったことを始めてしまうと、資産形成ではなくマネーゲームになってきます。
我々の目的は、あくまでもFIRE。
それに必要な資産を再現性のある方法で作るのが投資の役割です。
指数に連動したインデックスファンドを積み立てる以上、損切りは必要ありません。
長期投資なのでレバレッジをかける必要もありませんし、他の投資手法で爆益している人達と比べる必要も、自分の投資成績を悲観する必要もありません。
今の世の中、簡単に他人と比較できてしまいますが、資産形成はソロプレイが基本です。
自分が決めたルールを守って、自分のペースで取り組みましょう。
ルールを守るメンタルを鍛える
やってはいけないことは分かりました。ただそれだけでは相場を生き残れません。
分かってはいてもやらないでいるのが難しいのが投資です。
頭では分かっていても暴落はダイレクトに感情を揺さぶってきます。何故なら、自身が汗水流して稼いだお金がかかっているから。
では、それでも感情に振り回されずにルールを守れる強いメンタルを手に入れるにはどうしたら良いのでしょうか?
- 投資やFIREの本を読み歴史を知る
- 同じ投資法を肯定する情報に触れる
- 投資初期は相場を小まめに確認する
- 経済ニュースを見る
まずは投資、市場のことを知りましょう。
長い歴史の中、何度も下落相場はありましたが株価は必ず戻ってきます。
インデックス投資だけで良いのか不安に思うこともあるでしょう。ですがアクティブ投信のほとんどはインデックスより劣後する歴史があります。
プロでさえ負けるのに、資産も少なく情報も少ない素人が考えた投資戦略で勝てるわけありません。
このような市場の常識は名著と呼ばれる書籍で学ぶことができます。
数冊で構わないので読むことをお勧めします。
ただし、注意点が1つ。
あくまでも投資の本を選ぶことです。
株式や相場を解説しているは、大きく2つに分かれます。
投資とトレード(投機)です。
我々がするのは企業への投資です。それも長期的なものです。
書籍の選び方とオススメ本はこちらでも解説しています。※作成予定
2つ目に、投資や経済活動自体に慣れましょう。
これは少額投資のうちにマストで取り組むべき項目です。
例えば1万円の投資なら50%下落しても5千円。そこまで大きなダメージは負いません。
ですが100万円投資していたら?下落後は50万円になってしまいます。
経験値を積まずにぶち当たってしまった時は発狂ものでしょう。
その為、早くから株価の上下に慣れるために毎日評価額をチェックし、経済ニュースを見ることで世界情勢を知り心の準備ができるようになりましょう。
ただし、経験値を積めて投資していることが気にならなくなった段階で気にする回数を減らしていきましょう。
評価額を見る癖がついてしまうと、暴落時に何度も何度も溶けていく資産を見る羽目になってしまいます。
それではいくら経験値が多くても、心にダメージを負ってしまいます。
防御力を高めた上で放置できる精神力を手に入れられれば、あなたの投資は成功したも同然です。
投資ステップのゴールは『放置と忘却』
- 購入する投資信託を決める
- 毎月の購入額を決める
- 積立設定で自動化
- 家系の黒字を継続
- 相場の上下に慣れる
- 相場を見なくても気にならなくなる
投資は仕組み化して、メンタルを鍛えて考える回数や気にする回数を減らせればゴールと言えます。
あとは継続して続けるのと、余剰資金が増えてきたら投資額を増やす。ただコレだけです。
次の章では収入を増やす取り組みについて触れていきます。
ステップ4:収入の底上げ
目標
年収500万円を目指す
会社以外からの収入源を獲得する
家計の最適化をして投資を始めたら「FIREへの仕組みづくり」は完成したも同然です。
でも、FIREするには大きく稼がないと無理でしょ?
と思うかもしれませんが、すでにこのロードマップ通りに進めていれば10年と少しでFIREが視野に入っているはずです。
- 出世しないと無理
- 副業で収入を得ないとダメ
- 高収入にならないとFIREできない
そんなことはありません。収入アップはあくまでも加速装置として扱います。
必須ではなく、少しでも早くFIREできたらいいな。程度の温度感で取り組むのが失敗しないために大切なことです。
なぜなら、収入を上げるのはとても難しく、再現性のある方法がないからです。
何かしら人より恵まれたものが必要なのです。
- スキルが必要
- 環境が必要
- 良い評価者が必要
- いい求人に巡り合う運が必要
- 競合に勝つことが必要
どれもこれも万人が持っているものではありません。
取り組んでみたは良いが1円も上がらなかった…そんなこともありえるのです。
ただし、取り組んでみないことには収入が上がる可能性はゼロ%です。
上がったらラッキー!くらいのダメ元で取り組んでみましょう。
例外:絶対に転職すべき条件
このロードマップでは収入アップは必須事項ではありません。
ですが、これは転職活動すべきという条件が1つあります。
それは、今の会社がブラックすぎて実質ノーリスクで転職できる場合です。
- 年収が300万円以下
- 残業代が支払われない
- 不可解な天引き
- 耐えられないハラスメント
- 資格手当や成果給が無い
基本的には、金銭的に法律を守っていない会社か職場環境が壊滅的で、長く働くことができない会社です。
また、資格手当や成果給(ボーナス含む)が無い会社も要注意です。なぜなら、社員それぞれの能力に応じた給料を支払う社風では無い可能性が高く、そもそも社員を評価するという発想もなく何をしても給料を上げられないからです。
こうした会社の場合、転職した時に今よりひどくなる可能性は限りなく低く、転職するリスクがほとんどなくリターンだけを望める状態と言えるでしょう。
正当な報酬がもらえない会社で働き続けることはFIREの達成を遠ざけるどころか、FIREの志しからも逆行しています。
自由になりたいはずなのに会社からの搾取を受け入れ続けるようなことはないようにしましょう。
収入アップを狙うときにしてはいけないこと
収入アップを狙うときに忘れてはいけないことが1つあります。
それは、あくまでもFIREを達成することが目的なのを忘れないこと。
お金を多く得て、生活を良くすることが目的ではありません。
- 収入が上がったけど贅沢してしまう
- ストレスが増大して出費が増える
- 収入増を前提にローンを組む
- 時間が足りなくなって節約に影響が出る
- 無理が祟って身体を壊す
このようなことがあっては、FIREの成否にも影響が出てしまいます。
自分自身を過信して無理をしてしまうとFIREから遠ざかってしまうこともあるので気をつけましょう。
このロードマップでは、再現性が高いことを第一にしています。次からは収入を上げる方法について、タイパや爆発力ではなく誰でも挑戦しやすい方法から順に解説していきます。
今の会社で完結する方法
再現性が最も高く、リスクが低い方法は現在の会社での収入アップを目指すことです。
出世や昇進ができるかどうかは、自身の能力と業務のマッチ具合や、上司をはじめとした人間関係に恵まれる必要があったり運の要素が絡みます。
ですが、運の要素が絡まずに給料を上げる方法があります。
それは、法律で決められていることと、社規(社内規則)で定められていることです。
- 資格手当
- 残業手当
- 夜勤手当
- 昇進
これらはルールで定められており、条件を満たせば必ず支給される即金性と確実性を兼ね備えています。誰でも努力が報われる。という意味では再現性が高く、始めの取り組みとしておすすめです。
資格手当は月額のものを狙う
資格を狙うときは社規をよく確認して、自身が取得した時に資格手当の支給対象であることを確認してから取るようにしましょう。
資格手当を実施している会社では資格取得自体を支援していることも多いです。
- 月額で資格手当を支給
- 合格時にお祝い金を支給
- 取得資金を援助
- 試験を勤務扱い
月額支給は資格手当を狙うときのマスト条件です。そのほかの支援も併用できることがあるので、会社の先輩や上司、総務部などに確認して会社の制度をフルに活用していきましょう。
資格手当を狙うメリット
- 基準内給与が増える
- 資格が手に入る
- 社内評価が上がる
資格手当のデメリット
- 勉強する必要がある
- タイパが悪い
残業は悪いことばかりではない
悪だと思われがちな残業。嫌いな人も多いでしょう。
しかし、FIREを目指して資産形成をしていく期間では必ずとも悪と言い切れません。
残業や深夜勤務では、通常よりも多くの給料、割増賃金を支給することが法律で定められています。
低収入の我々にとって、この割増賃金は本当に大きいです。長く働けば働くほどタイパよく稼げることにななります。
最終的にFIREを目指している以上、労働時間をできる限り減らして自由な時間を手に入れたいですよね?時給の上がる残業を多くすればするほど、生涯での労働時間を減らすことができるのです。
残業のメリット
- タイパよく確定で稼げる
- やれば必ず貰える即金性
- 仕事を早く覚えられる
- 実績を積むチャンスを得られやすい
- まだまだ評価される会社が多い
残業のデメリット
- 長時間労働による体調不良
- ストレスの増大
- 自由時間の減少
- 残業できない会社もある
- 先進的な会社では評価されない
昇進も狙ってみる
上司に気に入られなければ昇進なんて出来ないでしょ?ご機嫌取りやゴマすりなんてやりたくないよ。
こんなふうに考えている人もいるのではないでしょうか。これは半分当たりで半分ハズレです。
昇進については再現性はないものの、土俵にすら立ていない状態で仕事を続けるのはもったいないです。
昇進要件もも社規で定められていたり、ヒントが載っていることが多いです。
- 在籍期間
- 資格の所持数
- 職域ごとの責務
- 重要な取り組みへの参加
こういったところを満たしていなければ、昇進できるかどうかの判定すら受けることができません。逆にいえば、どれだけ上司に好かれていても要件を満たしていなければ昇進できません。
であるならば、昇進できる要件を満たした状態にして、あとはタイミングを待つ。というのが最適解になります。
自身でコントロールできるところまでは注力して、力の及ばないところは運次第、と言ったところです。
ここで深追いしてしまうと、自信を喪失したり必要のないダメージを負ってしまうので注意が必要です。
昇進要件を満たした状態で数年働いても昇進できない場合、それまでの努力と実績を後ろ盾に転職に挑戦するのも選択肢になります。
昇進のメリット
- 給料が上がる
- 残業代の時間単価が上がる
- 裁量を得て仕事がしやすくなる
- 転職に有利
昇進のデメリット
- 仕事の責任が増える
- 自由な働き方から遠ざかる
- 自己犠牲が必要なことがある
- 立場上、出費が増えることがある
転職は成功すれば効果大、ただしリスクあり
昨今、人手不足の日本では求人市場が活発で、終身雇用が崩壊しつつある現代では転職も当たり前のこととして捉えられるようになってきました。
転職は成功すれば給料が大きく増えたり、労働環境が改善されることもありFIRE界隈でもオススメされがちです。
ただし、低学歴ノースキル向けの本ロードマップでの優先度は高くありません。
転職にはリスクが付きまとい、再現性が低いためです。
- 新しい環境に慣れれるか
- 人間関係リセット
- 仕事ができるか
- 社員の権利は守られているか
- 昇給昇進のシステムはまともか
何もかもが未知の状態です。大企業や上場企業であれば事前調査である程度は分かりますが、最後は出たとこ勝負なので、どうなるか分かりません。
なんとなく仕事が嫌い。大きな不満はないけど漠然と閉塞感がある。このままじゃいけない気がする。くらいの感覚で転職してしまうと後悔することになるかもしれません。
そうなってしまわないように、自身が求めていることを明確にしてから、条件をしっかり決めて転職をしましょう。
- 年収アップがほぼ確実
- 労働環境が良くなる
- 現在のキャリアを活かせる
そういった転職をするためには、スキルや実績が必要です。そのために、前項の資格取得や新しい仕事に挑戦して実績を作ることが優先になるのです。
ただし先述の通り、そもそもの条件が悪い人にとってはこの限りではありません。リスクなんて無いに等しいので、何よりも転職にチャレンジするべきでしょう。
転職のメリット
- 給料が上がる
- 労働条件がアップする
- 仕事の環境を変えられる
- 好きな仕事に出会えてリタイアの必要性がなくなることがある
転職のデメリット
- 悪い転職をすると給料が下がる
- 労働環境が悪化することもある
- 新しい環境で一からやる必要がある
- 仕事とのミスマッチで早期離職の可能性がある
副業は再現性ゼロ。だが挑戦する意味はある
はじめに言ってしまうと副業は再現性が全くありません。他の選択肢を優先した方が良いでしょう。
ですが、サイドFIREを目指す場合は話が変わります。副業+資産収入で生活するスタイルを実現するためには、副業で利益を得る必要があります。
副業にはストック型とフロー型があります。どちらにもメリットとデメリットがありますが、共通しているのは「稼ぐまでに時間がかかる」ということ。
社会時代のできる限り早くから副業に取り組み、リタイアまでに確立する必要があります。
しかし副業は成功率が低い上に、保証も無い、時間もかかる。という難易度が高くなる要素が揃っています。
そこで、FIREの再現性を担保するために以下のことを守って挑戦しましょう。
- 初期費用がほとんどかからない
- 撤退を自由に決定できる
- 借金しない
- 損失が限定的
- 失敗しても生活に支障がない
- FIRE計画に副業成功を織り込まない
例えば、多くの在庫を抱えなければいけないビジネスや、実店舗を持つなど契約によって縛られてしまうような副業は絶対にNGです。
これだけ守れば、大きな失敗をすることはないでしょう。
副業のメリット
- ハマれば青天井の収入
- 会社に依存しない収入源を得られる
- 税金のコントロールがしやすくなる
- サイドFIREへの布石になる
副業のデメリット
- 即金性がない
- 始めは単価が低くなりがち
- 必ず稼げる保証はない
- 時間がかかる
収入アップはあくまでオマケ
収入アップはあくまでも、『できたらいいな』という気持ちで努力を積み重ねましょう。
基本的に再現性のない分野にも関わらず、『絶対やるぞ』という感覚でいると運の要素やタイミングがはまらなかったときに自分をせめてしまいがちです。
やることはやったから天命を待つのみ。
このメンタルでいるためには、収入アップを前提に考えて計画をしないことが大切というお話でした。
最後は、長いFIRE計画でモチベーションをいかに維持していくかを解説します。
セクション5:モチベーションの維持
目標
FIREまで節約・長期投資を継続する
ここまで来たら、あとは継続するだけ。
FIREを目指すのはとても長いマラソンです。
特に、我々のような低年収では20年以上の期間を見る必要があります。
そんな長い期間、戦い続けていると自分自身が敵になることがあります。
マンネリ、怠慢、諦め、モチベーションの低下です。
せっかく、このまま続けていればFIREが見えてくるのに、そういった感情が道を閉ざしてしまいます。
そうならないようにモチベーションの管理は極めて重要です。
オススメはFIREや資産形成の情報に触れること。
知っている内容でもいいので、とにかく触れ続ける。
動画でも、本でも、ここのようなブログでも。
同じ志をもつ仲間がいると分かると、モチベーションは回復します。
最後は自身との闘いですが、孤独でいる必要はありません。
まとめ
高卒低年収でもFIREが狙える!じんまい流ロードマップ
- FIREを理解:自分が目指すFIREのカタチを明確化
- 家計の最適化:固定費を削減しミニマムな生活へ
- 投資スタート:新NISAを活用して投資信託を積立てる
- 収入の最大化:残業・昇給・資格・転職・副業
- モチベーションの維持:書籍や動画の活用
高卒低年収でもFIREはできる。
そう証明したくて始めたブログ。
現在進行形で走り続けている私をどうか応援してください。
一緒にFIREを目指していきましょう。




















