こんにちは。30歳間近のじんまいです。
私もついに、社会人歴が10年を超えました。あっという間だったなという気持ちと、このままこの会社で良いんだろうか?という気持ちで揺れ動いています。
さて、春といえば何を思い浮かべますか?
カネの亡者である私は定期昇給を楽しみにしていました!
以前書いた↓の記事
でお話したことの答え合わせをしていきます。
概要をおさらいすると
- 3月に昇進し、ほんの少し昇給
- 4月に初任給見直し&既存社員の基本給も同水準まで調整
- 昇進してもしなくても同じ額なのでは?
ということで、昇進したところで無意味になるのでは?と考察をしていました。

改めて読み直しても、んなバカな。という内容ですね

結果はどうなったんだ??
結論!昇進は無意味!
はい。結論です。
昇進は無意味に終わりました!

弊社アホすぎるだろ…

あぁ…また愚痴記事になっちゃうよ…
以前の記事で書いた通りの結果になっていました。
昇進していようがいまいが、5月からの給料に変わりはありません。同額です。
悪いことばかりではない
嘆きに嘆きましたが、悪いことばかりではありません。
昇進分はムダに終わってしまいましたが、額だけで言えば過去最高レベルに昇給していました。
その額なんと、基本給+6000円

査定MAXでも3000円ぐらいが限界だったのでそれと比べればね…!
高卒であるにも関わらず、院卒の初任給と同水準まで引き上げられていたので、なかなかの額になりました。
基本給ではありませんが手当の見直しもされ、昇進による役職手当の増額もあり、全てを合算すれば
16000円の昇給でした。

すげーじゃん!!
モチベは急落
今まででは考えられないような昇給でしたが、給料が上がったにも関わらず、モチベーションは下がっています。
それはなぜか。
自身の努力や成果に比例していないからです。
今回の昇給は、初任給の上昇による調整と共通の手当の増額です。
どんな社員でも平等に享受しているのです。
新卒でも、万年平社員でも、窓際族も、静かな退職をしていても関係なく同水準までは引き上げられます。
以前、こんな記事を書きました。
働かない社員はなぜ発生してしまい、私がなぜそうならないのかを綴った物です。
今の共産主義のような報酬体系では、悪循環のように働かない社員が増えていくものと予想されます。
そして良い人材は正当な評価と報酬を得られる場所に旅立ちます。
今後、私の会社でも士気が下がり、不採算人材が増えていくのではと危惧しています。

ハッキリ言って闇落ちしそう…
去年は、初任給上昇に伴う調整の後に査定昇給が入っているようでした。
MAX査定で500円という微々たる額ではありますが、他の社員と給料で差がついていました。
昇給幅は少なすぎますが、仕事ぶりは評価されており差別化されていることが明確だったので溜飲も下がりました。
昇給はブラックボックスなので推測の域は出ませんが、今年はそれがない。
完全な一律のようなのです。

頑張るだけ無駄。と流石に思ってしまった。

明らか責任だけ重くなったもんな…
昇給に納得いかない時の対策
今回の私のように、昇給に納得がいかない時はどうすれば良いのでしょうか?
小さめの会社で給与を決める権限のある人と距離が近いのであれば直談判が一つの手です。
具体的には社長でしょうか。
自身の役割や成果を明確にまとめ、希望額を伝えることで上がる可能性はあります。
ただし、会社にとって辞められたら困るというレベルで誰が見ても明確な、数字でわかる成果を挙げる必要があるでしょう。
ただし、実現する可能性は低く、失敗しても成功してもリスクが大きいです。
失敗すれば居づらくなる可能性がありますし、成功しても仕事の要求値が跳ね上がる可能性を孕んでいます。
続いては、自身の考え方を変える方法です。
今回の私のように、昇給自体はしているものの納得できない。という人には有効です。
他人との比較をやめ、過去の自分自身との比較にするのです。
極論、他人が多くもらっていようが少なかろうが、自身の生活にはなんら影響はありません。
自分がもらえるはずだった給料が振り分けられているならまだしも、制度に従って公平に割り振られているだけなので考えるだけムダなのです。
過去の自分と比べれば確実に昇給しています。

この考えで騙し騙しやってきたけど…限界はあるよね
最後に、転職です。
どんだけ頑張っても会社の仕組みは変えられません。
であれば、納得のいく昇給制度のある会社に入ってしまえばいいのです。
ただし、今の会社で評価されていたり、成果が出せているからと言って他の会社でも同様のポジションを得れるとは限りません。
社内の制度がいいということは、色々なところから優秀な人が集まりやすく、自然とライバルも増えます。
口コミサイトなどで昇給額を調べ、外れ値ではなく無難な額で想定しておくことが大切です。
また、初任給の引き上げの影響で、平社員の給与が上昇するので出世や昇進の旨みがほとんどなくなってしまいます。
これでは社内全体のモチベが下がることで業績にも暗雲が立ち込めますし、自らも出世したいとも思えません。
給料を上げる手段も少なくなるためFIREを目指すのにも向きません。
実体験として、平社員と役職者の待遇に大きな差がある企業を選ぶべきだと感じています。

入金力が全ての投資において、自身の努力で収入が上がらないのは致命的です。

逆に、静かな退職をしている人にとっては神環境だけどな!
まとめ
定期昇給直前に昇進した人の末路でした。
初任給の引き上げの影響を受けて、なかなか渋い結果になりました。
給与テーブルは違うものの、平社員と役職でさえ給料の差がほとんどありません。
にも関わらず、確実に仕事は増えていますし、就けるポジションも限られてきています。
ハッキリ言うと『割に合ってない』と思わせられる状況です。
せっかく昇進を目指すなら、早いうちに転職して、報酬という明確な形で頑張りが報われる会社で頑張るべきです。

私のように昇進を後悔する人は減って欲しいですね

昇進が罰ゲーム扱いされるような会社の制度に問題があると思うぜ!
私はなかなか踏ん切りがつかず、残業マシマシとはいえ給料をそれなりに得ているせいで現状維持バイアスにかかってしまっています。
若いみなさんに言いたいのは、
失う物が少なくリスクが取れるうちは転職に挑戦するのもアリなのではと思っています。

オメーもまだワンチャンあるぞ!

自分なんか外じゃ通用しないんで!すんません!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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