グロース株投資で1発当てたい。
高配当株投資で不労所得をゲット。
株主優待だけで生活
FIREを目指すのであれば誰もが夢を見ることではないでしょうか?
私も例外ではなく、全ての道を通ってきました。
その上で出した結論は、
- FIREを目指すなら個別株投資は不要
- 個別株投資は不労所得ではない
それはなぜか。
個別株投資は時間を食い潰すモンスターだから。
そして、かけた時間と成果は比例しないから。
ただでさえ多忙なサラリーマンがFIREを目指すときには、もっと優先して取り組むことがあるからです。
- 個別株投資が不労所得ではない理由
- 個別株に費やす時間
- FIREを目指す時にするべきこと
個別株投資が不労所得ではない理由
不労所得とはその名の通り、「労働が不要な所得」です。
すなわち、自分が働かなくても入ってくるお金。ということです。
世間一般で言われている、代表的な不労所得は以下の通りです。
- 株式の配当金
- 不動産収入
- ブログ・YouTube
- 自動販売機
- 書籍などの印税
ブログやYouTube、書籍の印税が入っていることから、
仕組みを構築した後に少しのメンテナンスでお金を生み出すものも含まれていることが分かります。
ぱっと見、これらと比べると個別株投資は不労所得度合いが高そうですが、実際はそうではありません。
個別株投資は莫大な時間がかかる上に、かけた時間と成果が比例しない。とても「不労」とは言えないような場所に位置しています。

個人的にはYouTuberやブロガーも労働と変わらないと思うけどね!
銘柄選定に莫大な時間がかかる
まず第一に、購入する銘柄を選定する必要があります。
日本の株式市場には4,000を超える銘柄が上場しています。
その中から投資する会社を決めなくてはいけません。
まずはファンダメンタルズの観点で調査をする必要があります。
- ビジネスモデル
- 企業の強みと弱み
- 過去数年分の業績
- 企業風土
- 今後の見通し
- 業界での立ち位置
などをホームページやIR情報を元に調査していきます。
買う銘柄を決めてからも多くの調査が待っています。
- 過去のバリュエーション水準
- 競合他社とのバリュエーション比較
個別株である以上、長期投資を想定していたとしても株価の調査は欠かせません。
割安で購入することがリターンに直結するためです。
ですが、割安の定義がとても難しい。
PERやPBR、配当利回りなどを元に、競合銘柄と比較したり、その銘柄の過去の水準とあまりにも乖離していないか等を調べる必要があります。
このように、とにかく調査することが多い。
そして、調査の結果次第では購入を見送ることもとても多い。
いくつもの候補を1から精査していく必要があるので莫大な時間がかかるのです。
IR資料の確認
調査が終わり、株式を購入したとしても調べ物は続きます。
決算資料をはじめとした、IR資料の確認です。
購入前の調査で投資するに値すると判断したとしても、月日が流れて投資するに値しない状況になることが考えられます。
経営層の交代や社会情勢の変化などで業績が悪化し、回復の見込みがない場合は売却する必要があります。
未来永劫、栄え続ける会社なんてありません。
撤退ラインを見極めるためにも、アンテナを貼り続けて投資先の情報をキャッチしなくてはいけません。

健康診断とも言える『決算短信』は最低でもチェックが必要!
書類の整理
長期投資を前提にして個別株投資に取り組む場合には、リスク分散をするために多くの銘柄を持つことになります。
特に、株主優待を狙った投資の場合は最低単元だけ保有することが最大利回りになることが多く、保有銘柄数は数十銘柄にも渡ることがあります。
そこで問題になるのが郵便爆弾問題。
- 株主総会招集通知
- 配当金計算書
- 株主優待申込書
- 株主優待
これらが銘柄ごとに送られてきます。
企業の多くは3月が決算期、9月が中間配当権利日になります。
それぞれの3ヶ月後である6月と12月に郵便物が大量に押し寄せることになるのです。

株主総会とか興味ないから捨てるだけ!と考えるのは危険です!!
なぜなら、株主総会の招集通知の中に優待に関わる書類が入っていたり、議決権行使を条件に隠れ優待が実施されていることがあります。
折角の優待を見落として捨ててしまわないように、大量の郵便物を開けていく必要があるのです。

ちゃんと見ずに捨てたことあるもんな…
株主優待の管理
個別株の管理ではありませんが、いただいた優待に対する時間的コストも見落とせません。
優待にはいろいろな種類がありますが、期限があるものも多いです。
特に注意しなければいけないのが商品券や割引券。
半期だけ有効であったり、使用するのに〇〇円以上の買い物が必要であったり条件がついているものもあるので、内容を理解して無駄なく使わなければいけません。
食料品系の優待も賞味期限がありますので腐らせないように計画的に消費する必要があります。
このように、せっかく貰っても有効活用できなかった場合は利回りゼロとなってしまうので、細心の注意を払う必要があるのです。
ポートフォリオの点検
個別株をやるのであれば、銘柄だけでなくポートフォリオ全体のバランスを見る必要があります。
しっかりと分散されている投資信託と違い、自分自身の手で分散した上に、定期的に比率なども見直す必要があります。
購入したままで放っておくと、好調なセクターの比率が上がっていき、不調なセクターの比率が下がります。
調整するためにはリバランスが必要ですが、何を売るか買うかを都度都度考えなければなりません。
たかがリバランスと言えど、かなりの手間がかかります。
どうしても興味の薄かったり理解の浅いセクターが出てきます。
その分、多く時間を取られることになってしまうのです。
例外:趣味としての配当・優待株投資はFIREに有利
原則、FIREを目指す際には必要のない個別株投資。
ただし、配当株と優待株についてはサテライトとして採用する分には妙味があります。
FIREを達成した後、インデックス投資オンリーだとどのような相場でも取り崩し一択となってしまいます。
配当株や優待株であれば、定期的に自動で利益を得られる上に、FIRE中の貴重なキャッシュフローを得ることができます。
インデックス投資と配当株・優待株に必要なスキルは全くの別物です。
もしも憧れがあるのであれば、現役時代から資産の一部を割り振って経験値を稼ぐのも1つの手です。

配当や優待株は銘柄選定さえ間違えなければ長期保有できるし、何より楽しい!
私自身、新NISAが始まるまでは個別株投資をメインにしておりインデックス投資は旧積立NISAのみでした。
今では個別株の処分を進め、資産の半分以上がインデックス投資信託です。
まとめ:FIREのためにすべきこと
個別株投資がサラリーマンFIREに向かない理由でした。
とにかく多くの時間を割く必要があるのがお分かりいただけたかと思います。
日々の仕事で忙しなく時間の足りないサラリーマンができることではないのです。
投資の怖いところは、時間をかけたからといってパフォーマンスが上がるわけではない。ということ。
プロの投資家が莫大な時間と潤沢な情報を元に運用するアクティブファンドであっても、指数をアウトパフォームするのは至難の業というデータもあります。
そのため、素人であるサラリーマンは貴重な時間を投資に割くのではなく、節約や本業収入の最大化、副業に取り組むことがFIREへの近道になるのです。
当ブログでは、スキルのない低収入の高卒でも「節約×本業」を主軸にFIREを目指す方法を解説しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。



