こんにちは。生きています。じんまいです。
前回の記事でお話ししたように、旅行に行ってきました。
私はアクアリウムをやっていたくらい水族館が大好きです。
今回は三重県の水族館3ヶ所
- 鳥羽水族館
- 伊勢シーパラダイス
- 赤目滝水族館
を2泊3日で周りきってきました。
赤目滝は三重と言いながら、奈良県との県境にあり、一番内陸の方に位置しています。
鳥羽は海沿いなので、間反対にあります。
注意点や、やってしまったな〜と思うこともあったのでコレから行ってみたいと思っている方の参考になれば幸いです!

特に困った、荷物の預け先についても解説していきます!
旅行プラン
1日目:関東〜赤目滝〜鳥羽(旅館)
2日目:鳥羽水族館〜鳥羽(旅館・土産)
3日目:鳥羽(旅館)〜伊勢シーパラ〜関東
早速ですが、旅行プランです。
今回は1日目は休日、2、3日目は平日になるようにスケジュールしました。
コンセプトとしては
水族館を隅から隅まで回り切る!
その為ならお金は惜しまない!
各水族館の一般的な所要時間の目安は以下の通りです。
赤目滝:10分〜20分
鳥羽:2〜3時間
伊勢シーパラ:2時間
ですが、今回は隅から隅までがコンセプト。
ガチ勢向きの所要時間は
赤目滝:10〜20分→1時間
鳥羽:2〜3時間→終日
伊勢シーパラ:2時間→ほぼ終日
となります。
鳥羽と伊勢を最大限楽しむためにも、初日に赤目滝に行くのがオススメなのです。

鳥羽も伊勢もイベントがたくさんあってボリュームがすごいです。
準備しておいたほうが良いもの
当然ですが、関東からの旅行を想定していますので泊まるためのセットは必要です。コレらはキャリーケースに入れておきましょう
それ以外にも準備しておいたほうがいいモノがいくつかあります。
はないと困る場面が多いです。
その他にも、飲み物やモバイルバッテリー、常備薬など、すぐに持ち出す必要があるものについてはキャリーケースとは別に
リュックサックで携行することをおすすめします。

500円玉は意外となくても大丈夫!

と言うか、新500円玉に対応してなかったぜ…
荷物以外でも、設定を済ませておいたほうが良いものがいくつかあります。
1つ目が新幹線のチケット設定です。
私はQRコードを利用して改札を通っていましたが、事前にICカードと紐付けすることをオススメします。
特にモバイルSuicaなどをスマホに入れて使っている場合に、画面に表示したQRコードを使おうとするとSuicaが反応してしまい入れません。

急いでる時の弾かれはマジで焦ります。
iPhoneユーザーであれば、Suicaのエクスプレス設定を切った状態でQRコードを読み込ませる必要がありかなりの手間なので、Suica紐付けをしておいた方がスムーズな乗降可能なのです。

その後の在来線への乗り換えも、タッチだけで済むから安心だぜ!
2つ目が特急券用の会員登録と事前購入です。
今回の旅では近畿日本鉄道の特急車両を多用します。公式サイトからオンライン購入することで、座席指定はもちろんのこと、事前購入や、直前まで列車の変更まで可能です。
最低でも、ホテルの時間に合わせて初日分だけでも購入しましょう!

1時間くらい短縮できるので、その分スケジュールを詰め込めます!
初日の服装
初日に赤目滝に行くので、運動に適した靴や長袖長ズボンで行くことをお勧めします。
滝とは言いますが、登山だと思っていただいたほうがいいです。
私は前半のゆったり散策コースで折り返しましたが、感覚で言うと高尾山くらいの難易度があります。
先述した通り、ウインドブレーカーや薄手のパーカーなど羽織るものがあると便利です。

靴が結構汚れるので、2日目以降の靴をキャリーケースに入れておくといいかも!
初日:関東〜赤目滝〜鳥羽
まずは赤目滝を目指します。
関東から新幹線にのり、名古屋を目指します。
名古屋からは近畿鉄道の特急を利用して赤目口駅まで移動します。
赤目口駅から赤目滝を目指す訳ですが、手段は3つです。
- 徒歩で行く
- バスに乗る
- タクシーを呼ぶ
まずは徒歩ですが、歩いて60分ほどある上にほとんど上り坂です。
舗装はされているので歩けないこともないですが、車も意外と通る上に歩道は途切れ途切れのためキャリケースを引きながらは少し危ないです。
何より、水族館を見るだけなら問題はないのですが、折角なら赤目滝も見てもらいたいです。
赤目滝は渓谷の中にあり、登山と変わりません。
行き道で体力を使うのはもったいないです。
2つ目の選択肢であるバスは、1時間に2本程度しかなく12時台に至っては0本です。11時台に乗れればいいのですが、乗れないと悲惨です。
3つ目のタクシーですが、駅前に止まってはいませんし、走ってもいません。
ですが駅前に看板が立っており、電話をすれば10分もしないくらいで迎えにきてくれます。
料金も2千円程度ですみ、時間に縛られないのでオススメです。

タクシーGOでも呼べました!
【1日目】荷物の保管
キャリーケースの保管場所ですが、
赤目口駅前にコインロッカーがあります。数も少なくコイン式です。
55lのキャリーケースの入る場所は2カ所しかないので埋まってる可能性も高いです。

私の時も1カ所しか空いてませんでした。
続いて、赤目滝水族館の側にある赤目歴史自然博物館にもコインロッカーがあります。
私はここに入れることができましたが、駅前よりは多いものの、そこまで多くはありません。
最後の手段として、この赤目歴史自然博物館で手荷物を預かってもらえます。1点あたり千円掛かりますが確実に預かってもらえます。

ここの存在が初日に赤目滝に行く決め手になりました!
赤目滝水族館の見所

水族館では、赤目滝に住んでいる魚や両生類、コケなどが展示されています。地味ではあるものの、オオサンショウウオがいたり、空気呼吸してアゴが膨らむタウナギがおり見どころは十分です。
赤目滝のいいところは、水槽面の結露を取るためのスクレイパーが置いてあり、自由に使うことができます。

温度の低い水槽が曇って見えない…なんてことがないぜ!
水族館はコンパクトですぐに終わってしまいますが、その後には渓谷が広がっており、自然を満喫できます。
ゆったり散策コースであれば、見どころを3カ所も見れるのに、往復1時間程度ですみます。

自然に群生しているコケも見れるので、水族館好きなら楽しめると思いますので、せっかく三重まできたのなら一見の価値アリです。

宿までの移動
帰りもタクシーかバスです。
バスは最終が平日15時台・休日16時台と早いです。
私はバスで駅まで戻りましたが、バスを待っている間に近畿鉄道のサイトから特急券を購入。
特急列車で鳥羽まで向かいます。バスが遅れて間に合わなさそうならウェブサイトから特急券の変更ができます。出発時刻前なら3回まで変更可能なので活用しましょう!
鳥羽のホテルは駅周りから離れており、徒歩で30分から1時間離れた場所にあることが多いです。
各ホテルが独自に駅前から送迎バスを運行しているので、ホテルのホームページで時間を調べて間に合うように行動しましょう。

最悪タクシーあるから平気だけど、無料で乗れるなら…ね?
1日目はこれにて終了です。
2日目以降は水族館好きにとっては余裕のないスケジュールですので、三重県土産はホテルや駅前で購入しておくことをオススメします!
なお、荷物を置いていけるよう同じホテルに連泊にしています。
2日目:鳥羽水族館
2日目はメインイベントの鳥羽水族館です。
鳥羽水族館は鳥羽駅から歩いて10分程度の位置にあります。
開園は通常09:30、繁忙期は09:00〜です。
私は開園10分前には到着していましたが、チケット待ちの列が出来上がっており、入場できたのは09:35ごろでした。

後にもかなり並んでいたので、少し遅かったら10分くらいは待たされたと思います…
ですので、駅までの送迎バスの時間を加味してホテル選びをしましょう。
ホテルの位置にもよりますが、08:30〜09:00出発の送迎バスがないとタクシーに頼ることになります。
もしもタクシーに頼る場合は、前日のうちに予約してしまいましょう!

自身で予約してもいいですし、ホテルのフロントにお願いすれば代行してくれるところが多いですよ!
【2日目】荷物の保管
私は前述の通り、連泊にしたのでホテルで預かってもらいました。
鳥羽水族館では開園とほぼ同時にラッコの食事が始まるので、身軽な状態で行くに越したことはありません。
一応、鳥羽水族館内にもコインロッカーはありますが、万が一入れられないとかなり辛いことになります。

とにかく広いからな!
どうしてもキャリケースを持ち出す必要があるのであれば、
近鉄鳥羽駅や鳥羽バスセンター付近にもコインロッカーが多数設置されているため、入れれるところで入れてしまうのが安牌です!
鳥羽水族館の見所

鳥羽水族館では09:40からメインイベントであるラッコの食事が始まります。
特に、イカ耳を取るためのジャンプはこの回と16:10の回でしか見れないので必見です。
間に合うように、少し早めに到着して開園待ちするのをオススメします。

みんな真っ先にラッココーナーに向かい混雑します。水槽前面は1分ごとに10人くらい入れ替えが行われるので、いい位置で見れるかは運次第です!

並んでる列からも見れるし、プロジェクターで壁にも出てるから全く見えないってことはないと思うぜ!
その後は、自身の好きなように周るのが1番です。
混雑しそうなジュゴン、マナティー、スナメリを先に観に行きましたが、人気どころが多いためか分散されて、そこまでの混雑は感じませんでした。
順序がないので近場から周って、見たいショーに合わせて移動して、周辺の展示を見ていくとタイムロスが少なく済みます。

とにかく広いです。大阪の海遊館より間違いなく歩いています。
ラッコのお食事のほかに
がイベントとして用意されています。
アシカショーは見れる水族館も多く、セイウチのふれあいは翌日の伊勢シーパラダイスでも行っているため、
ペンギン散歩と海獣のお食事を優先しましょう。
ペンギン散歩では膝丈くらいの柵はあるものの、目の前までペンギンたちが歩いてきます。

飼育員さんの言うことを聞いているような聞いていないような…そんな姿がかわいいです。
海獣の王国でのお食事タイムでは、ハイイロアザラシやカルフォルニアアシカの食事が見れます。
海獣の王国は1F〜3Fまでありますが、食事タイムを見るのは2Fか3Fがオススメです。
迫力満載で近場から見たい場合は2Fがオススメです。
それぞれ、食事を始めるお気に入りスポットがあるらしいです。
私の狙っていたハイイロアザラシは2Fのパイプを入ってすぐ左側に陣取って飼育員さんを待ってました。
最初はパイプの外で様子を見て、アザラシが陸地に上がったと同時に移動しましたが十分近くで見ることができました。

平日&夏日ということもありパイプ内に人が少なかったです。

15分くらい前から近くで様子を見て、状況によってはパイプ内に陣取ったほうがいいかもだが、熱中症に注意だぜ!
3Fは俯瞰して全体を見ることが可能です。人も比較的少なく穴場だと思います。
1Fは水中のため食事風景を見るのには向かなさそうでした。
アシカショーとセイウチふれあいをスキップしたにも関わらず、閉館の30分前まで居座ってしまいました。
種類が多いだけでなく飼育数も多いです。
大量のチョウザメやウツボ、伊勢海老には驚かされました。
また、大きなアリゲーターガーや青いアメリカザリガニなど、今では許可がないと飼育できない貴重な生物も多く、水族館好きにとっても初めての体験で楽しめること間違いなしです。

満足したら1日目と同様のホテルに戻ります。

ちなみに、お昼ご飯はフードコートで伊勢うどんを食べました!
3日目:伊勢シーパラダイス
最終日です。伊勢シーパラダイスはゼロ距離水族館と銘打っているだけあって、アザラシやカワウソ、セイウチなどに触れることが可能です。
鳥羽駅から伊勢シーパラダイスへは、「canばす」という三重交通の伊勢や鳥羽を周遊しているバスを利用しました。
このバスも1時間に一本程度しかありませんので、事前に調べておくことが大切です。
9時台のバスに乗ると、開園して10分〜15分たった時に到着して、各種触れ合いイベントに間に合います。
開園待ちをしたい場合には、1本バスを早めるか、タクシーを使うのがオススメです。

電車&徒歩ルートもあるんだけど、到着時間が早すぎるんだよな…

伊勢シーパラは触れ合いイベントに間に合えばいいので開園待ちしなくてもいいのが救いですね!
【3日目】荷物の保管
キャリーケースを持って鳥羽駅に移動します。
この際、主なキャリーバックの置き場所は
- 近鉄鳥羽駅内のコインロッカー
- 鳥羽バスセンター内のコインロッカー
- 伊勢シーパラダイスのある『めおと横丁』内のコインロッカー
の3カ所です。

泊ったホテルまで戻ることができるのであれば、預かってもらうのも一つの手だぜ。
また、開園と同時に伊勢シーパラダイスに入らなくてもいい場合は、鳥羽駅前の鳥羽一番街の中に、そこそこの数のコインロッカーが設置されています。
鳥羽一番街は朝の09:30からの開店で、コンシェルジュに相談すれば荷物の預かりもしてもらえます。
アザラシに触れられるゴマちゃんタッチが10:40開催なので、私のようにアザラシ目当てであれば鳥羽一番街も選択肢に入るでしょう。

ただし、バスの時間が怪しいのでタクシーの利用が前提になります!
私は、鳥羽駅内のコインロッカーを利用しました。
朝から行きたかったのと、めおと横丁内のコインロッカーに空きがなかった時に悲惨だと思ったので確実に預けたかったためです。
結果としては、めおと横丁内のコインロッカーは、平日ということもあるのか使われておらず余裕で預けることが可能でした。。。
コインロッカー代も倍近くかかってしまいましたが、安心料と考えれば悪くないと思います。

キャリーケースを持ちながらの水族館は辛いので、鳥羽駅周辺で預けてしまうのが安全だと思います。
伊勢シーパラダイスの見所

さて、伊勢シーパラダイスの見所はなんといってもゼロ距離で海獣たちと触れ合えたり、飼育数ナンバーワンのタツノオトシゴを見れることです。
ゴマフアザラシに触れながら写真が撮れる「ゴマちゃんタッチ」は特にオススメです!
関東近辺だとゴマフアザラシに触ることのできる水族館はないので、この機を逃さずに参加しましょう!

間近で見て触るのに必死で写真撮り忘れたぜ!

肉厚だけどぷよぷよしている不思議な感触でした!表面は少しペタッとしていてシッカリ目です。
触ることはできないのですが、ドッジボールを使ってイルカとキャッチボールができます。
ここの子達は、ビックリするくらい積極的にボールを渡してくれます!

人間側が上手に投げれると何度も投げ返してくれてラリーができます。
ただし、なかなか通な子たちで投げるのが下手だとすぐに切り上げられてしまいます(笑)
1人でドリブルし始めたり、ひどい時は壁打ちを始めたりします(笑)

オマエとやるより自主練するわ!という声が聞こえてきそうでした
ちょっと待ってると、また投げてくれるので、「こうやんだよッ!」と教えてくれてるのかもしれません。

イルカに遊んでもらえるなんてサイコーじゃん!
魚の展示は昔ながらの水族館という感じで一見地味ですが、手作りポップやカフェのような配置でオシャレになっていたり、ニホンウナギの突然変異であるパンダウナギや、豊富な種類のタツノオトシゴなど見どころは満載です。

個人的にはブラックコロソマとオスカーの水槽がよかったです!

あれ?どっちもよく見る種類じゃないか?

ここの子達は人馴れしているのか、水槽の前に長くいると寄ってきてくれました!人に懐くとは聞いてましたが初めての体験です。

注意点としては、屋外が多いので熱中症対策は必須です。リュックの中にスポーツドリンクや経口補水液を忍ばせていくコトをオススメします。
また、何度でも再入場できるので途中離脱して、めおと横丁で休みながら周るのもいいでしょう!

水族館内で食事できるところはないから、昼ごはんもめおと横丁だぜ!
帰り道
帰りは、バスで鳥羽に帰るところから始まるので事前に時間は調べておきましょう!
行きとと同様に、1時間に一本程度で平日休日共に18時台が最終です。

往復30分くらいで夫婦岩が見れるので、チラッと見にいくといい感じに時間調整できますよ!
私は帰りの特急券をオンライン購入していましたが、バスが遅れた影響で乗れそうになかったので次の列車に変更しました。
鳥羽駅に着いたらキャリーケースを回収する必要があるのでムリは禁物です!

暑かったので、鳥羽一番街に入っている「ミネルヴァ」というジェラート屋さんで時間を調整しました。

伊勢茶やパールラッテ、岩戸の塩など三重っぽい味がたくさんあるからオススメだぜ!
ここでもお土産購入チャンスがありますのでお忘れなく!
まとめ
2泊3日の三重県水族館旅行はいかがでしたでしょうか?
水族館好きなら一度は行ってみたい水族館ばかりです。
仕事次第ではありますが、休みが取れるのなら平日にいくのがオススメです。
魅力的なイベントが多いので、少しでもゆったりいい席を確保しましょう!
プランを立てる際にネックになったのが、水族館の滞在時間と荷物の置き場所でした。
鳥羽水族館は1日使うつもりでいたほうがいいくらいの大きさとボリュームです。
伊勢シーパラダイスはボリュームそこそこですが触れ合いイベントがあるので全部回ろうとすると半日は確実に費やすことになります。
平日ならコインロッカーも問題なく確保できると思いますよ!
旅行を考えている方の参考になると幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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