こんにちは。踏んだり蹴ったりのじんまいです。
当ブログでは、本業を頑張ることで収入をあげて、FIREを目指す過程をお伝えしておりますが、今年に入ってから残念な状況が続いてております。
昇進したのに基本給は上がらないし、
ボーナスも去年の据え置き(手取りは減った)
モチベーションを維持するのが困難ななか、決定的なことが起こってしまいそうなのです。
異動です。

しかも給料が下がります。
なぜ異動で給料が下がる?
一言で言えば、各種手当が無くなるから。
現在の私は、特殊な現場に配属されていて手当が支給されています。
業務内容も自身に合っており、ラクできている素晴らしい職場です。
夜勤も多くあり、残業も年間720時間のMAXまでやることができる職場です。
新しい職場では基本的に夜勤はなく、残業もコントロールはできるもののMAXは付けられない。
当然、夜勤割増も残業割増も激減。
特殊手当も半減してしまい、机上の空論でも年収が40万はダウンします。
こうなると私のFIRE戦略である、「残業単価を上げて残業しまくる」が崩壊寸前です。
異動先は社内的には花形部署。どういう思惑かは分かりませんが重要な部署で、俗に言う栄転と言って差し支えないでしょう。

今の職場は能力と実績で勝ち取ったものだと思っていたので、やられた感が半端じゃないです。

栄転ってことは仕事ぶりを認めてもらえたって事なんだから良いことじゃないのか?
長期的な目で見れば出世のチャンスなのでは?と考えられますが、個人的には今回の異動は良いものとしては捉えていません。
給与制度に歪みが生じている
今までご紹介した記事でも書いているように、弊社でも絶賛、新卒初任給の上昇による既存社員との給与バランスが崩壊しています。
昇進しても差はほとんど生まれません。
役職手当の千円札が数枚分増えるだけです。もちろん責任は爆増します。

子供のお小遣いみたいだ…
世間にはこのような会社が増えてきており、当たり前の状況なのかもしれません。
ですが、このような状況が続くと若手は上を目指さなくなります。
それだけでなく、優秀な人材は給与制度が機能している会社に転職していくでしょう。
確かに、定年まで今の会社で働くのであれば若年のうちに昇進して管理職を目指すべきでしょう。
配属次第ではコスパのいい稼ぎ方ができる上に退職金も増えていくから長期的にはおトクです。
管理職を目指す道としては今回の異動は避けては通れない道で、一番近道であるのも間違いない。
一般的な企業であれば出世しつづけて管理職になり、勤め上げれば老後の生活は安泰かもしれません。

うちの給料だとそれすら怪しいけどね(笑)
ですが、私はFIREを目指しています。少なくともどこかでセミリタイアして緩く生きていきたいと思っています。
今の会社で続けるとしても役職も降りますし、降ろしてくれないなら転職するつもりです。
そのため、管理職になって長期的に利益を得る。という戦略は適していないのです。
これが今回の異動が魅力的に映らない理由です。

出世したところで給料が伸びない以上、FIREには近づかないんだぜ!

それどころか収入源で後退ですよ…
まとめ
本来であれば喜ばしいはずの異動でしたが、FIREを目指すという個人的な事情を含め、全く嬉しくありません。
栄転なのに給料が下がる。というのは制度として致命的だと思います。
実力が認められてステップアップの異動なのに、給料が下がるだなんて納得する人の方が少ないでしょう。
1社に勤め上げる時代であればコレでも良かったのかもしれませんが、現代では転職が当たり前で、納得感のある給与体系でなければ、すぐに逃げられてしまうと言うことです。
せめて、仕事で成果を出している人がしっかり報われるような給与体系を作って欲しい。そう思わざるをえません。
社内で出世ルートが決まっているのであれば、ルート通りに行けば手当が減ることはないとか、そんな簡単なことでいいんです。
人事異動はある程度の王道ルートや思惑があるのだから、それにあった給与体系にすると自然と働きがいのあるカタチになるのではないかと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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