簡単な資格って取る意味あるの?有効な取得方法とは?

雑記

こんにちは。本業の資格を取り終え、FP3級や簿記3級、秘書検定3級など簡単な資格ばかりとっているじんまいです。

どれも合格率が40%~80%と高めで取得難易度は優しいです。

これらの簡単な資格は転職市場や実務では役に立たない。基礎的なことばかりだからとる意味ない。という意見も多く聞かれるのではないでしょうか。

個人的な見解ですが、簡単な資格にも取得の意味があると思っています。

  • 本業の資格×簡単な資格
  • 勉強習慣の定着。成功体験を得られる
  • 汎用的な資格

こういった状況であれば、簡単な資格にも意味が出てきます。

【前提】意味がない場合もあります。

意味がないとよく言われる資格にはどのようなものがあるでしょうか。

  • 簿記3級
  • FP3級
  • 秘書検定3級
  • ITパスポート
  • マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)

などでしょうか。

確かにそれぞれは弱い資格です。新卒就活や進学では評価されることもあるかも知れませんが、転職市場ではほとんど評価されないのが現実でしょう。

ただ、未経験OKの求人であれば姿勢のアピールであったり、勉強する習慣、資格取得までの道筋をセルフマネジメントできるという面では評価されるかもしれません。

便宜的に、意味がないと言われる資格を2種類に分けます。

  • 汎用性(常識的)のあるもの。
  • ニッチで限定的なもの。

今回意味があるとお話ししていくのは前者のお話です。

後者はそれ自体が本業に関係していない場合だと、自身の教養にしかつながらず、仕事の成果にはつながりにくいです。

人生を豊かにする趣味としては素晴らしい物ですが、自身の市場価値の向上にはつながりにくいでしょう。

本業の資格×簡単な資格

これは王道です。本業が上手くいっており資格を取り終わった人が、自身の人的資本を向上させるのに有効です。

本業で既にいい評価を受けている場合、更なる上位資格を目指す道もありますが、業種や会社の都合、受験資格で挑戦するまでに時間が必要な場合もあるでしょう。

そういった空白期間に汎用的な資格を取るのがおススメです。

たとえば、MOSのExcelをとればデータ分析や資料作成に役立てることができます。特に現場系の仕事をやっている方におススメです。

私の体験談にはなりますが、現場仕事をしているとパソコンに触る機会が少ないです。

使いこなせる人が少ないため重宝されやすいです。pcが使えることで役職になれたり、裏方や事務職への異動のきっかけにもできます。

簿記3級も有効です。ざっくりではありますが財務諸表(決算書)の内容が分かるようになります。

自分の会社の状態が分かりますし、自身の部署でどうすれば利益を増やせるか、経費を減らせるか、といった目線で仕事に取り組めるようになります。これは役職や将来管理職になる際に必要な考え方です。

また、ITパスポートもおススメです。パソコンの使える世代が増えてきたとはいえ、上司世代はパソコンに苦手意識を持っている方も多いです。

ITパスポートレベルであってもパソコンの知識があれば重宝されるわけです。

基本的な用語などを学べますので、社内の情報システム部門と円滑にコミュニケーションが取れますので、代理での問い合わせやセッティングが可能になります。

また、ITと名についているものの、業務改善や問題解決の手法、経営指標等も学びます。

もちろん学んだからすぐにできるようになるわけではありませんが、勉強するきっかけにもなりますし、論理的な思考法に触れれることは自身の仕事の進め方に良い影響を及ぼします。

じんまい
じんまい

パソコンのことはとりあえずアイツに聞いてみよう!みたいなポジションになれます

ここで大切なのは、本業、通常業務は人並みにできていて、+αの資格(知識・スキル)を得ることが自身の強みになるということです。

本業の成果+汎用的な資格でαの成果を追加

本業の成果が出せていないのに、汎用的な資格に挑戦

+αのことができても本業で成果が出せていないのであれば、本業で成果を出せるようになる取り組みを優先してください。

勉強習慣の定着。成功体験。

宅建や労務士などの仕業と呼ばれる高難易度資格を取得するために半年~数年かかります。

時間をかけて勉強したけど、結局合格できないまま諦めた。といったこともあるそうです。

簡単な資格なら1か月~3か月程度の勉強で合格を目指せます。

期間も比較的短く、働きながら挑戦してもダレることのない丁度よさで、勉強の楽しさに気づかせてくれたり成功体験を得ることができます。

さらに上位資格に挑戦したり、自身のキャリアプランが明確になったりします。スキルアップや転職につなげることも可能です。

汎用的な資格

今回、汎用的と表現しているのはどの業種でも有効な知識であり常識に近い物。という意味合いです。

例えば先述している通り、簿記やMOS、ITパスポートなどです。

これらの汎用的なスキルはどのような業種、会社でも共通です。

新たな挑戦をする際にこれらの知識を持ち合わせている人であれば、新しい分野のことだけを集中して学ぶことができます。

じんまい
じんまい

仕事を覚える前にExcelからだね…なんてことが無くせます。

簡単な資格と言ってきたけれど

簡単な資格と言い続けていますが、実際にその資格を持っている人、周りにいますか?知識のある人はいますか?

簿記あるよ!とかITパスポートはあるよ!という人がいても、両方持ってる!という人は意外と少ないのではないでしょうか。

と、言うことは【簡単な資格×簡単な資格】は希少価値になっているということです。

ひとつだけでは所持者がたくさんいるかもしれません。ですが、資格が増える毎に同じ条件の人は減っていきます。

簿記も基礎ができて、FPでお金の知識があり、MOSで簡単な表計算ができ、ITパスポートで簡単なPCの設定や、論理的な問題解決の方法を採ることができる。

どうでしょう。【資格】という権威性は低いかもしれませんが、勉強した内容がスキルとして身についていきます。

ですので、私は簡単な資格取得は無駄だとは思いません。もちろん専門家には勝てませんが、全くの素人よりは詳しくなれるはずです。

じんまい
じんまい

なにごともチャレンジ!とりあえずやってみよう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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