こんにちは。バイト経験すらないまま就職したじんまいです。
部活もカードゲーム部(自称)で上下関係も学んでません。中学で運動部に入ったものの、病気で中学自体を半年で離脱。
そんな私ですが社会人歴10年、なんとか生き残っています。上司や先輩に可愛がってもらったおかげだと感じています。
社会人経験もスキルもゼロで不安でした
就職してみると意外にも何とかなったわけですが、周囲の人に恵まれたおかげだな~と思っています。
そんな私ですが、可愛がってもらえるように心がけていたことがいくつかあります。
- ある程度はセオリー通りに動く(挨拶。メモをとる。調べてから聞くなど)
- 些細なことでもお礼は欠かさない
- 周りをよく見て気配りする
- できることは積極的にやる
- 人がやりたがらない仕事を進んで引き受ける
- (番外編)自分と同じ属性を持っていて、人望のある人を探す
- (番外編)頼み事は一度は渋る
です。
社会人歴の長い人や体育会系の部活で努力していた人にとっては自然に、当たり前にできていることかもしれませんが、私みたいな人に参考になればと思います。
※媚びを売る、わけではなく良好な人間関係を構築するために意識していたことです。
露骨にやりすぎると誤解されることもあるのでさりげなくやりましょう。
日常生活で通常起こりえる、思いやりや助け合いの精神です。
大前提:仕事は頑張ろう
身もふたもないかもしれませんが、仕事を一生懸命頑張りましょう!大体の上司・先輩方は基本的に新人が大好きです(笑)
新卒採用であれば戦力(能力)よりポテンシャルを求められています。
そのため、大事に育てていく。という前提が基本にありますので一生懸命がんばるだけでも高評価です。
最初のうちは、雑用を積極的に受けたり少しの自己犠牲が必要です。
いやだなぁと思うこともありますが、円滑な人間関係を構築するための先行投資と割り切ってしまうのがおすすめです。
私は、勤務時間外の付き合いは嫌で嫌でたまらなかったので極力避けました。
とはいえ、歓迎会や送別会など、礼儀として必要な場面では年数回ではありますが参加していました。
代わりに休み時間の買い出しや食事には付き合います。
こんな感じでメリハリを付けることで、仕事とプライベートは分ける人なんだ。という印象を与えていました。
全て断るのではなく、ワークライフバランスが崩れない程度に、許容できる範囲で親睦を深めるのをおすすめします。
いい人間関係ができていると仕事がやりやすく、良い評価を受けやすいですよ。
セオリー通りに動く
挨拶をしよう。メモを取ろう。聞く前にメモやマニュアルを見て調べる。無断で遅刻や欠勤しない。好き嫌いせずに平等に接しよう。
ここら辺は軽視されがちですが大切です。これらをちゃんとしないことで不快になる人が一定数いるわけですから見えてる地雷みたいな物です。
特に、メモを取らなくても覚えられるから取りません。なんて言って上手くできずに評価を下げる人を沢山見てきました。
言いたいことは分かります。ですが、メモをとることは自身の身を守ることにつながります。
何故なら分からなかった時に「なんでメモ取ってないんだ!」と怒られるわけです。
メモを取っている場合は、「分かりやすいように整理しなさい」であったり「分からなかったらメモを見る癖をつけなさい」と言った指導を受けるだけですみます。
メモの内容が正しいか確認してもらうことで業務の理解度把握や間違いの訂正までしてもらえるので、その後の成長も早くなります。
自信を持つことは大切ですが、過信はし過ぎずにリスクヘッジと思ってメモを取るのをおすすめします。
些細なことでもお礼をする
教えてもらったらお礼しましょう。マンツーマンで教わってるなら1日の最後に感謝を伝えましょう。言葉と態度でしっかり伝えましょう。
後輩ですから物は不要です。新卒ならなおさらです。
もちろん、後輩に仕事を教えることも先輩社員の仕事です。ですが教えてもらえることが当たり前と思わないようにしましょう。
みんな仕事を抱えている中で時間を割いて教えてくれています。当たり前と思わず感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。
周りをよく見て気配りする
周りの様子をよく見ましょう。ジロジロ見ると嫌がられるのでほどほどに笑
そこで、自分でもできそうなことがあれば手助けしましょう。
例えば
- 電話をしている人がメモを探している様子であったら紙とペンを差し出しだす
- 先輩が仕事をしている時、次に必要な道具や書類を先に準備して手渡す
などです。
心理学には返報性の原理というものがあり、簡単にいうと、「よくしてもらった人には好感を抱きやすく、お返ししたくなる」ということです。
もし周囲の人が困っている様子で、自分じゃ解決できないかも…と思ってもとりあえず声をかけましょう。
もしかしたら解決できるかもしれませんし、できなくても一緒に取り組むことで成長につながります。
物を一緒に探す、なんて簡単なことでも大丈夫。次回以降すぐに見つけられるようになるので一歩成長、仕事が早くなります。
こんな感じで、気がきく後輩は可愛がられやすいです。
できることは積極的にやる
教わったことはどんどん実践しましょう。電話をとる。書類を届ける。来客がきたら駆け寄って要件を聞く。単純なことでもなんでも大丈夫です。
最初はドキドキすると思いますが、新人のうちは失敗しても許してもらえます。
むしろ失敗するのが当たり前で、先輩たちも、とりあえずやってみ!と思っています。積極性を見せていきましょう。
皆がやりたがらない仕事を引き受ける
例えばシフト制勤務なら遅刻のカバーをしたり、突発的な残業、細かな雑務など誰でもやろうと思えばできるけどやりたくない事を積極的に引き受けましょう。
皆が苦手としている分野もいいですね。
年齢層が高めなのであればパソコンでの資料作成業務を引き受けたり、周りよりも体力がありそうなら力仕事を引き受けたりです。
めちゃくちゃ得意、でなくても周囲の人たちより少しでも得意なことが見つかれば、それが自身の強みになります。
社内行事や社内大会(プレゼンや競技会)などの参加もいいですね。
給料や手当が直接増えないことも多いので嫌厭する人が多いです。単純に大変ですしね…
社命での資格取得も話がこれば挑戦してみましょう。会社によっては手当が増えたりするので給料を上げるチャンスでもあります。
このようなイベントごとは新人にとっては経験や人脈を得るチャンスです。
他部署の人とも交流を持てたり、熱心に取り組んでる若手なんて可愛がりたくなるものだもんな!
(番外編)自分と同じ属性を持っていて、人望のある人を探す
これは心理学でいう「類似性の法則」です。自身と共通点がある人に親近感を抱きやすい。という物です。
共通点は
- 出身地
- 出身校
- 学歴
- 好きな食べ物
- 趣味
- 考え方
などなどなんでも大丈夫です。
私は同じく高卒の上司にとても親身に面倒を見てもらいました。
人望のある人の周りには人が集まります。その人望のある人から可愛がってもらえると、その周りからも可愛がってもらえるので一気に良い人脈が広がっていき、仕事がしやすくなります。
(番外編)頼み事は一度は渋る
ある程度、自分に力が付いて立ち位置が確保できてからのことです。
マストではない頼み事は何でもかんでも安請け合いせず、たまには渋ることも大切です。
「他にやる人がいなければ…」といった感じです。いつまでも安請け合いをし続けると、都合のいいやつ扱いされ、
感謝も評価もされない。
仕事だけが増えていく。
状況になることがあります。それではやり損。になってしまいますからね。
露骨にやりすぎると生意気に思われますので、引き受けることを前提にした渋り方をおすすめします。
まとめ
私は周囲の人にかなり恵まれていると思ってはいますが、同じ環境であってもうまく溶け込めない人々も見てきました。
上司、先輩だってみんな一人の人間です。感情を持っています。
礼儀を大切に、思いやりや助け合いの精神をもって仕事に一生懸命取り組む後輩のことを悪く思う人は少ないです。
たとえ仕事の覚えが悪くても、スキルがなくても、なにか1カ所でもいいところがあれば、長い目で見て成長を促していきたくなるものです。
先輩になった私もこんな気持ちで後輩に接しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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