こんにちは。社畜のじんまいです。
早速ですが私は高卒で就職して10年間、夜勤は当直など不規則勤務をしつつ残業漬けの日々を送っています。
今までの年間残業時間は500時間〜700時間程度です。↓の記事では10年間の給料と残業時間をまとめています。

毎月30〜45時間はデフォルトで、繁忙期になると80時間スレスレまでやります。

繁忙期というか、人が辞めるとなんだよなぁ
直近では、45時間を5ヶ月連続で超えており、来月も超える予定です。
そんな残業マイスターな私が残業によって
- 失うもの
- 得られるもの
- 生活イメージ
- 残業に対する考え方
を解説していきます。
前提条件
まずは前提となる労働条件です!
・平均所定労働時間 172時間
・日勤ベース(09:00〜18:00)
・完全週休二日制
・祝日無し
・通勤は片道1時間
・出勤準備は30分
本記事では世間一般の日勤勤務を例に紹介していきます。
私は今まで、24時間勤務と2交代という特殊な勤務体系で働いています。
その時の具体的なスケジュールが知りたい方は↓も是非!

法令遵守だからホワイト企業だな!!

私自身そう思っていましたが、グレー企業とかパープル企業って言うらしいですよ…
年収についても計算していきますが、基本給等の細かい条件は割愛します。
今回は東京都の最低賃金である1163円を元に、ボーナス2ヶ月分を加えて算出していきます。
残業0時間
経験ありません。以上!!
というわけにもいきませんので解説していきます。
残業や休日出勤がなく、所定労働時間のみで帰れる状況です。
年間の総労働時間は所定2064時間です。
祝日があるのであれば2000時間を切ってくる水準です。
失うもの
失うものは特にありません。
健康的に働ける水準で、給料さえクリアできるのであれば誰もが夢見る働き方でしょう。
あえて言うのであれば残業代が出ないので、残業愛好家からすると収入に満足できないかもしれません。
得られるもの
まず第一に挙げられるのは、プライベートの時間が確保できることです。
気持ちにも余裕があり、健康的な身体でイキイキとプライベートを充実させることが可能です。
自身の時間が多いので主体的に人生を選択したり、何かに挑戦する時間もあるでしょう。
1日のイメージ
07:30起床
08:00自宅出発
09:00始業
18:00退勤
19:00帰宅
〜5時間30分フリータイム〜
00:30就寝
〜7時間睡眠〜
サイコーかよ…
しっかりと睡眠をとった上で、5時間半もプライベートの時間があります。
自炊も余裕ですし、身の回りの世話をしても4時間は自由時間があるでしょう。
趣味に費やすもよし、副業だってできます。
家に着くのも19時台と、家族団欒の時間が確保できるのも大きいですし、まだお店も開いている時間です。
充実したプライベートタイムを送ることができるでしょう。
ですが、年収は約280万円です。
残業なし×最低賃金だとなかなか厳しいことが分かりますね。
残業20時間
日に1時間の残業か、休日出勤2回分くらいの水準なので、ちょっと長引いたな〜くらいの感覚でしょうか。
年間の総労働時間は所定2064時間に残業の240時間を足して2304時間です。
厚生労働省の「毎月勤労統計調査 令和7年1月分結果速報」によると、一般労働者の時間外勤務は13.7時間となっています。
世の中の大多数の方はこのくらいの残業時間のようです。

45時間は当たり前だと思ってたぜ…!
失うもの
家事を少しづつサボり始めるくらいの負担で、特に自炊をする回数が減り、外食が増え始める段階です。
家に帰るのが20時すぎることになるので、帰宅後に料理だと21時近くになってしまいます。
自炊をしたい場合は、休日の作り置き等で対処していく必要があります。
また、小さな子供がいる家庭だと帰った頃には寝てる…みたいなことも増えてくるので家族の時間は減ってしまうかもしれません。
得られるもの
残業をしているので賃金が増えます。
1163円×1.25(割増率)×20時間で
約29000円の残業代です。
一月のお小遣いであったり、子供の習い事、たまの外食などを充実させることのできる金額です。
年収にすると約34万円の増加となるため、ボーナス1回分くらいになりそうです。
1日のイメージ
07:30起床
08:00自宅出発
09:00始業
19:00退勤
20:00帰宅
〜4時間30分フリータイム〜
00:30就寝
〜7時間睡眠〜
まだまだ余裕な水準です。20時帰宅なのでまだ家族も起きていますし、一緒に夕飯を食べることもできるでしょう。
自由時間も3時間ほどはあるでしょうから十分に積極的休養をとることができるでしょう。
年収は約310万円です。
やっと年収300万円に乗りました。
給料とプライベート時間のバランスが良く、満足度の高い生活が送れるでしょう。
残業30時間
日に1.5時間の残業か、休日出勤3回分です。
残業の存在感が増してきてプライベートとの両立が難しくなってきます。
それも当然で、月30時間は年間で360時間の残業となり、36協定の年間上限時間に達します。

このくらいまでが健康的に働けるラインだと思います。
年間労働時間は2424時間です
失うもの
プライベートの時間がかなり減少してきますがまだ大丈夫。
ただ、残業中にお腹が減ってくるので間食や外食、買い食いが増えてきます。
せっかくの稼ぎを圧迫して、何の為に残業してるのか分からなくなってくる絶妙な時間数です。
得られるもの
月当たり約43000円の残業代が発生します。
かなり存在感が大きくなってくる金額で、年間だと50万を超えてきます。
全て貯金に回せれば10年で500万なので、新卒からこの水準で残業をしていれば30代前半にしては貯金優等生になれるでしょう。
1日のイメージ
07:30起床
08:00自宅出発
09:00始業
19:30退勤
20:30帰宅
〜4時間フリータイム〜
00:30就寝
〜7時間睡眠〜
まだ大丈夫。十分に文化的で人間らしい生活が送れるでしょう。
ですが、帰宅時間が遅くなってきたことで、小さい子供がいる場合は寝てしまっていることも増えてくるでしょう。
年収にすると約330万円。
お金のかかる趣味がある方や、お金のかかる時期には、このくらいの残業であれば健康的に頑張れると思われます。
残業45時間
年間の総労働時間は所定2064時間に540時間を足した2604時間です。
36協定に特別条項をつけなければできない残業数です。
このくらいから「残業したな〜」と思ったり、人によっては「転職したいな…」と思う水準です。
たまになら良いのですが、年間を通して月45時間の残業をしていると、疲れが抜けなくなっていきます。
失うもの
プライベートの時間が目に見えて減ってきます。
残業であれば日に2時間なので、家に帰る頃には21時を過ぎてしまいます。
当然、料理をする時間は無いため、コンビニ弁当や外食が増えて出費が増加します。
身の回りのことをしたらもう寝る時間。
そんな感じで平日は仕事だけになりがちになる残業数です。
小さな子供なら間違いなく寝ていますし、配偶者との時間も取りづらいため、家族とすれ違い生活になりかねません。
友人と会う時間を捻出するのもかなり厳しい水準で、付き合いが悪くなり疎遠になり始めます。
休日出勤なら5.5回にもなるので、実質週休1日制になります。年間休日が脅威の約50日です。

45hから明らかにプライベートが侵食される感覚があります。

これが恒常化していると身体はもちろん、精神も疲弊していくぜ…
得られるもの
お金です。
月65000円で年収では78万円の増加です。
残業代は全てを癒してくれるはずですが、なかなかに厳しいです。
個人的には、

コレしか貰えないの??
と思ってしまうくらい、割りに合ってないな〜と感じる水準です。
1日のイメージ
07:30起床
08:00自宅出発
09:00始業
20:00退勤
21:00帰宅
〜3時間30分フリータイム〜
00:30就寝
〜7時間睡眠〜
遂に帰宅が21時になりました。小学生中学年くらいであれば寝てしまっているでしょう。
夕飯も終わって1人で食べることになるでしょうし、家族とのすれ違いが始まります。
自由時間も4時間を切り、身の回りのことをしたら正味2時間くらいなので、映画一本分くらいしかありません。
副業に取り組むのはこのくらいが限界でしょう。
また、プライベートの時間を確保するために睡眠時間を削ることも考えられ、身体への悪影響も出始めそうですね。
年収は約350万です。
残業60時間
毎日3時間の残業です。
1日の勤務時間は12時間にもなり、1日の半分が仕事に支配されます。
休日出勤なら約8回分で休みがほぼありません。
月に45時間は6回しか超えれないので、
45時間×6ヶ月
60時間×6ヶ月で考えると
年間残業時間は630時間になります。
年間の総労働時間は2694時間になります。

法律の上限が近づいてきました。このくらいから明確に辛いし身体を壊すリスクも上がります。
失うもの
プライベートの時間はほぼありません。
仕事から帰ったら寝るだけ。そんな生活です。
慢性的な寝不足や食生活の乱れから体調不良になりがちです。
趣味や運動などの積極的静養に当てる時間もないのでメンタルもまいってきます。
身体も精神もおかしくなり、家族や友人との時間も取れない。
人生を犠牲にした働き方に近い状態で、あっという間に1ヶ月が過ぎ去ってしまいます。

このくらいからは本当にオススメできません。
得られるもの
60時間の残業代は約87000円とかなりの存在感を放ちます。
残業代ありきの生活をしていると、残業が無くなった時に生活に困窮するレベルかもしれません。
年収だと約90万上乗せできています。
労働時間が長く、使う時間がないことから貯まりやすく、このくらいから年間100万円の貯蓄も難しくありません。
また、仕事している時間が長すぎて自然と仕事も覚えますし、スキルや長時間勤務に対する耐性も得られます。

これに耐えられれば社畜駆け出しの証です!
1日のイメージ
07:30起床
08:00自宅出発
09:00始業
21:00退勤
22:00帰宅
〜2時間30分フリータイム〜
00:30就寝
〜7時間睡眠〜

400万円の壁が厚すぎる…
このくらいから、完全な仕事マシーンです。家に帰ったらもう夜中で、ご飯食べて風呂入ったらそれで終わりの日々です。
疲れも溜まりがちで、いつも怠かったり身体の調子が悪くなってくるでしょう。
睡眠をとって身体を休めるか、睡眠時間を削ってでもプライベートの時間を作って精神を休ませるか。
そんな2択になってしまいます。
そこまでして働いて、気になる年収は約370万です。
これだけ働いていれば、もらえて当然。むしろ少ないと感じるレベルです。
ただし、60時間を超える時間外手当の割増率を受けれる一歩手前なので、やるのであれば80時間までやってしまいたいという微妙な水準です。

社畜レベルが上がってくると、ちょっと損した気すらしてしまいます。
残業80時間
働き方改革の縛りで、複数月平均で残業80時間を超えてはいけないというルールがあります。
その為、この80時間が実質的な上限として扱われている企業も多いでしょう。
また月毎MAXの
79時間×6ヶ月(474時間)
45時間×6ヶ月(270時間)
だと年間上限の720時間を超えてしまう水準です。
と言うことは、月80時間の残業が恒常化するような環境は働きすぎと言うことです。
月80時間以上は過労死ラインとも呼ばれていることから、避けるべき働き方なのは間違い無いでしょう。
年間の総労働時間は所定2064時間にMAX残業の720時間を足した2784時間です。
失うもの
プライベートは皆無です。
毎日4時間の残業か、10日間の休日出勤です。(9公休では賄いきれません)
残業80時間で失うものは簡潔に言い表せます。
人生です。
得られるもの
とにかくお金です。60時間を超えた残業時間は、割増率が1.5倍になる大チャンスが待っています。
結果、合計で約12万円にもなります。

遂に大台に乗るのか!

得られるものに対して失うものがデカすぎるのでオススメしませんよ!
そして、80時間を乗り越えたあとは圧倒的強者感が得られ、45時間程度じゃヘコタレない精神力が身につくことでしょう。
1日のイメージ
07:30起床
08:00自宅出発
09:00始業
22:00退勤
23:00帰宅
〜1時間30分フリータイム〜
00:30就寝
〜7時間睡眠〜
ご覧いただいて分かる通り自由時間は皆無です。
家に帰ったらみんな寝てる!電気も付いてない!なんてことも十分にあり得ます。
遠方から通っていり場合はさらに悲惨で、終電に間に合わず会社に泊まったり、家に帰るのが日付回ってからだったりと、睡眠時間にも影響が出てきます。
なんのために働いているのか分からなくなってきます。
年収にすると約420万円。年収も大台に乗りますが失うものが多すぎます。
そして、国税庁の「令和5年分民間給与実態統計調査」によると平均年収は約460万円です。
最低賃金+ボーナス2ヶ月分+年間MAX残業ですら届かないのです。

最低賃金だといくら働いても報われないってことかよ…

時給は残業代の算出にも使われるので、給与が高い=残業代も高くなる。と言う現実があります。
まとめ
残業時間別、失うものと得られるものでした。
残業をしすぎるとプライベートの時間が減っていき結果として、友達や家族との関係悪化や、メンタルの不調、そして身体の不調と繋がっていきます。
個人的には月45時間の残業が、ワークライフバランスを保つことができる、健康的に働ける限界ラインだと感じています。
残業で稼いでFIRE資金を作ることを提唱している当ブログですが、身体を壊してしまっては元も子もありません。
残業耐性は人によっても違います。限界を見極めつつ、持続できる範囲で労働に勤しみましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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