こんにちは。じんまいです。
今年も1年が終わりそうですが、皆さんは計画通り貯蓄できたでしょうか。
私は年100万円を目標にしていて、今年も無事達成しました。
今回は年100万を貯めてきた筆者が、一人暮らしをしていた時の家計簿を振り返ります。
この記事を読むと
- 20代一人暮らしの生活
- 100万円を貯めるための節約ポイント
- 100万円を貯めるための予算の組み方
が分かります。
リーンFIREを目指している方に参考になると思います!
家計簿
少し古いものになりますが
独身 都内済み 高卒 25歳
社会人6年目 年収400万前半
残業少なめ(45時間以下)の月の家計簿です。
毎月7万程度は貯金できそうなので約80万円。ボーナスと残業の多い月の収入でもう20万乗せれれば100万円達成です。
年収400万であれば、大体月に16.5万円使える計算です。
上記の家計簿だと月2万円ほどの余裕資金があるということになります。
年収別で年100万円を残すための生活水準はこちら↓↓
家計簿を分析する際は、
生活最低コスト(左側)と追加コスト(右側)に分けて考えると支出が最適化しやすいですよ!
追加コストは俗に言う、お小遣いの部分と捉えていいでしょう。
年収400万だと月5万のお小遣いでも100万貯められるってことだな!
出費のポイント
ここからは重要度の高い部分を詳しく解説していきます。
筆者が年100万を貯めるために、重視している項目は
- 家賃
- 通信費
- 保険料
- 食費
の4つです。これらは節約効果が大きく、食費以外は一度見直しするとずっと効果が続きます。
最初に重い腰さえあげてしまえば、その後の労力なく自然と節約ができるのです。
家賃
家計の中で一番大きい固定費が家賃です。
私の場合は53000円ですね。
都内1DK 角部屋 最寄り駅まで徒歩5分
各駅のみ停車 都心まで電車で1時間弱
と中々良い条件だと思いませんか?
世の中の定説として、家賃は給料の3割と言われています。聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
基本的にこういった定説を信用してはいけません。その業界が商品を売りたいために言い始めたマーケティングだと思ってください。
さらにここで注意したいのは、手取りで3割ということです。総支給の3割と勘違いして物件を選ぶととんでもないことになります。
周りを見ると家賃で無茶している人、かなり多いです。
そして、FIREや資産形成を目指すのであれば、家賃はできる限り下げましょう。
目標としては1/4まで落とせると、適正感があると思います。
参考までに、各手取りの家賃早見表です。
やれる人は限られますが、実家暮らしなら家賃が丸々浮くから資産形成を加速させられます。
チート並みの最強技ではあるな!
安い賃貸の探し方
家賃を下げる際に大変なのが物件探しです。
まず、賃貸の価格は立地、築年数、設備で決まります。
価格を下げるためにはどこかを妥協する必要があります。妥協しやすいのは立地と築年数です。
まず初めに、住みたい地域をざっくりと決めます。エリアや使用路線で決めるとよいでしょう。
決めたら各種賃貸ポータルサイトの地域ごとの相場が見れるページを利用します。「ポータルサイト名 相場」とかで検索すればすぐに出てきます。
サイト毎に強みがありますので自身にあったサイトをご活用ください。
SUUMO 間取り毎の相場が見れる。
LIFULL HOME’S 路線で検索した際、目的地までの時間を表示できる。
間取りにこだわりがある方はSUUMO、通勤時間を重視する場合はホームズを使うと良いでしょう!
もちろん両方使っても良いよ!
情報はタダだから貰っておいて損ナシ!
通信費
通信費は見直しやすい固定費です。さっさと変えてしまいましょう。
キャリアから格安SIMに変えるだけで月3千円くらいは軽く減ります。プランによっては5千円の削減を目指せます。
年間6万円ですね。ちょっとした旅行に行けてしまいます。
私のおすすめは楽天モバイルです。ポイントが貰えるSUPの対象だからです。
ただ、満員電車に弱いのは明確にデメリットとして感じています。yモバイルを使っていた時も多少は気になったものの、楽天モバイルほどではありませんでした。
楽天モバイルでよく話題になっていた繋がらない場所が多い、昼時が激重というのは改善されつつあります!
ショッピングモールの奥の方でも繋がるようになってきました。
格安SIMって店舗が無くて、困った時に自分で解決しなきゃいけないんでしょ?と不安な方には、
ahamoやyモバイル、povoと言ったキャリアの格安プランをおすすめします!
全国に店舗があるためサポートを受け安いです。
乗り換え推奨されたり営業かけられても大丈夫なように硬い意志を持っていきましょう!
また、光回線が必要ない方はスマホのテザリングでやり過ごすほか、WiMAXなどのポケットWi-Fiを契約するのも手です。
ポケットWi-Fiはキャッシュバックキャンペーンをしているプロバイダが多く存在しています。
手間はかかりますが、実費で考えると光回線より割安ですよ!
保険料
見ての通り、筆者の保険料は0円です。
独身の場合に限りますが、生活防衛資金が半年から1年程度あれば基本的に保険は不要だと考えています。
傷害保険や自動車関係の保険、火災保険などには必要に応じて加入してください。
なぜ、生命保険や医療保険が不要かと言えば、公的な保険(健康保険や年金保険)で十分な保証がされているからです。
貯蓄がしっかりしていれば、医療保険等で賄わなくても公的保険のおかげで払いきれます。
そのため、公的保険で足りない部分を民間の保険で補う。という考え方が大切です。
特に貯蓄型生命保険は、運用と保証がセットになっており楽チンな商品だと思われがちです。
金融商品は中身が複雑であればあるほど、手数料を抜かれています。
この手数料には、営業マンの給料や支店窓口の維持費、有名人を起用したテレビCMなどのお金も含まれています。ラクをした分お金がかかっているのです。
自身でNISAやiDeCoを活用しながらインデックス投資を行い、生命保険については必要な時期だけ掛け捨てのものに加入する。
そう言った少しの手間が大きな資産を生む可能性を高めます。
保険と蓄財を別にしておかないと、中途解約で元本割れする期間が長くあり、自由に現金化することが難しいです。
にもかかわらず年利回りで換算すると1%程度の商品が大半です。
インデックス投資であれば4%以上は硬いです。
食費
食費は変動費の中で大きなウェイトを占めています。
だからこそ変動費の中では1番節約効果を発揮しやすい部分でもあります。
手間をかけて自炊すれば月2万円程度に抑えることも可能です。
一人暮らしだと対して節約になんねーんじゃねーの?
少しの工夫をするだけで節約になりますよ!
自炊をする上で意識したいことは以下の通りです。
- 大容量パックの活用
- 旬の食材を取り入れる
- 安い食材を買って、その中でできる料理を作る
- 一度に大量調理する
- 料理の素系の調味料は買わない
意識して欲しいのは、
スケールメリット
手間をかけさせているものは買わない。
です。
旬ではない食材、安くない食材というのは、色々な方々が大変な苦労をされて作られています。
例えば野菜であれば温室やビニールハウスを準備したり、わざと寒くして収穫の時期をズラしたりといった具合です。
魚であれば回遊魚で漁が難しかったり、人間の手で養殖されていたりですね。
様々な要因で量産が難しく、貴重品の場合も価格が上がります。需給のバランスが崩れた状態です。
昨今だとキャベツなどの葉物野菜が代表的ですね。本来であれば冬キャベツの時期ですが、夏の異常気象の影響で出荷できる量が減っているそうです。
生産者には頭が上がらねえな…感謝
このように、人の手、技術が必要なものの値段は上がりがちです。
大容量パックは安いです。仕入れの段階で大量入荷するため、生産元、販売元の双方でコストが削減できており、それが値段に反映されます。
使いきれないぶんは冷凍しておけば1ヶ月くらいなら全然持ちます。
我が家では冷凍庫のことタイムマシンって呼んでるぜ!
料理の素系の調味料は、手間も掛けさせている上にスケールメリットも享受できない。節約民にとっては高級品です。
少量の調味料を複数混ぜ合わせ、1食分等小分けにされています。
パッケージの裏面を見てもらうと分かりますが、よく見かけるありきたりな調味料ばかりで、自分で作ることができてしまいます。
調味料は消費期限も長いので、大きなサイズを買えばスケールメリットを享受できるうえ、大した手間はかかりません。
昨今のレシピは調味料の量も明確に記載されていることが多いです。昔のように目分量で料理する必要はなくなりました。
レシピ通りに作れば、料理の素を使わずとも大きな失敗はしませんよ!
番外編:節約しない項目
水道光熱費は意識して節約していません。例えば、
などはしていません。水道光熱費は我慢をするタイプの節約になりがちです。
そして、効果がとても薄い。辛い思いをするのに数円から数千円程度の節約にしかなりません。
徹底的に節減せずに、使っていない時は消す。という当たり前のことだけでOKだと考えています。
使ってない部屋の電気つけっぱとかはさすがにNG!
タダの無駄だし、環境にも悪いからやめような!
例外として、あまりにも古すぎる機器を使っている場合には、省エネの物に買い換えるのはアリだと思っています。
生活の満足度も上がるし環境にもいいですからね!
まとめ
年収400万で年間100万円を貯めれる家計簿いかがでしたでしょうか。
絞るところを絞れば、かなり余裕のある生活をしながら年100万円が貯められます。
家計の見直しで大事なことは、
- 家計簿を使う(客観的)
- 無理をしない(持続性)
- コスパ重視(効果性)
です。
自身に合った方法で節約して資産形成していきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました
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