親に顔を見せようと思ったら、コロナに罹ってると言われてしまったじんまいです。
今回は就職後、親と過ごせる時間を改めて考えてみました。
親元を離れ、早10年。あっという間に過ぎ去っていきました。ということは10歳も年齢を重ねたということです。
立派なアラサーになってしまったわけですが、ここでふと考えました。
当たり前のことですが、私が10歳年を取ったということは、親も10歳年を取ったということだよな。と。
ここから先は更に早く時間が過ぎ去っていく…
と人生の先輩方は口を揃えて言ってきます。
ということは
親と過ごせる時間って、思っているよりかなり少ないのでは?
それも親が元気なうちに限定すると更に減るのでは?と思ってしまいました。。
この記事を読むと
帰省回数あたりの一緒に過ごせる時間
が分かります。
結論です。数値にしてみると思っているより少ないです。
少しでも親が大切だ。言うほど嫌いではないな。
という方は早いうちから親孝行するのをおススメします。
リアルな数字で見るとゾッとします。。。
何年残っている?
まずは大雑把に計算していきましょう。今回は母親を基準に見ていきます。
厚生労働省が発表している「令和3年度 出生に関する統計」によると、
令和元年、第一子を出産した時の平均年齢は30.7歳となっています。四捨五入して31歳と考えます。
子供の独り立ちの時期は、大卒で就職する人が多いため22歳とします。
この場合、親元を離れた時点の母親の年齢は53歳です。
ここで女性の平均寿命を確認してみましょう。
厚生労働省「健康寿命の令和4年値について」という資料によると、令和4年度で87.09歳となっています。分かりやすいように87歳として計算します。
親元を離れてからも35年残っているということになりますね。
お!意外とあるじゃん!…と思った方は是非続きをお読みください!
実際の時間は?
先ほど、35年残っているという結論になりました。
まだまだ時間はあるように思えますが、実際には家を出て独り立ちしています。
当然、35年のうち殆どは親と交流はしていません。
皆さんは年に何日ほど実家に帰りますか?
最初の内は数か月に一度でしょうか?ですが、社会人生活に追われ、家族以外の人間関係も充実し、いつしかほとんど実家に帰らなくなってはいませんでしょうか。
かくいう私も、年に2日程度しか親に会っていませんし、会い方も何かしらの不幸であったり前向きなもの以外も含まれています。
- 正月のみ会うとしたら35日。
- 半年に一回でも70日。
- 4半期に一回顔を出しても140日。
もうこんなもんしか親と顔を合わせないのか…と衝撃を受けました。
結婚したり、子供が生まれたり、イベントごとがあれば顔を合わせる機会は増えるでしょう。
それでも合計で1〜2年ほどではないでしょうか。
意識して会うようにしないと、生涯で2か月くらいで終わってしまうのか…
健康寿命について
ここでさらに条件を狭めます。親が元気なうちに会える日数です。
年を取れば段々と健康状態にも影響が出てきます。寝たきりや認知症など介護の必要も出てくるかもれしません。
参考までに、日常生活に制限のない期間と定義されている健康寿命の平均を見てみましょう。
先ほどと同じく厚生労働省の「健康寿命の令和4年値について」を参考にします。
女性の健康寿命はで 75.45歳とのことなので、76歳とすると平均寿命より11年少ないことがわかります。
ということは元気なうちに会えるのは35年間ではなく24年間ということになります。
先ほどと同様に日数にすると以下の通りです。
- 正月のみ会うとしたら24日。
- 半年に一回でも48日。
- 4半期に一回顔を出しても96日。
かなり少ないですよね。正月しか会わなければ1カ月を切ります。
恐らく、年を取る毎に会う回数こそ増えますが、不幸やトラブルによるものが多かったり、少しづつ要介護の状態にも近づいていくのだと思います。
両親ともにまだ若いですが、病気や怪我、トラブルで会うことが増えてきました。
まとめ
親と過ごせる残り時間、いかがでしょうか。
リアルな数値にしてみると思ったより残されていない事が分かりました。
私ももう少しこまめに顔を見せたり、早めに親孝行をしないと後悔しそうだな。と思いました。
新年になり、まだ実家に帰っていない方はこれを機に帰ってみるのもいいと思います。
親孝行というと、旅行やプレゼント、孫、といった大袈裟なものばかり思い浮かんでしまいますが、子供が元気で幸せに過ごしているだけでも十分に親孝行だそうです。
まだ気持ちは分かりませんが、わざわざ顔を見せてくれるだけでうれしいものだそうです。
こうやって残された時間のことを考えていると、一刻も早くFIREしたいな。としみじみと思います。
人生の大半を仕事に費やすなんて考えられません。仕事が好きで生き甲斐ならいいのですが、
お金さえあれば働かない!
と考えている私には生き甲斐にはなりそうもありません(笑)
最後までお読みいただきありがとうございました。
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